よかった

なんとなく行こうと思っていた山奥の駅がBSのローカル線途中下車みたいな番組ででてた。
駅のそばにあるお店のお母さんに助けられる的な話となっていて・・

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最近よく秘境駅とかいうけれど車で行けるようなところは秘境駅ではないと思う。
ここも。
でもなんか、これ日本ですか?みたいな感じでしょう?

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行ったらあのお母さんがいた。
テレビで見るああいうのは事前に打合せしてあったりするのかと思っていたけど、
お母さんの話だと何も知らないところにほんとに突然来てその後もそれっきりだったみたい。
「BS映らないから見てないの」というお母さんは彼らのその後を本気で心配していた。
テレビはもうどうでもよくて、話好きのお母さんをはじめ地元の人も来たりして色々話ができて楽しかった。
人と話すなんて普通のことだけど、コミュニケーション障害みたいな私はいちいち心が大騒ぎですよ。


ここへ来るまで頭の中でショパンの舟歌が流れていました。
流れるというか頭の中で自分が歌うというか弾くというか・・
そういうのあんまり萌えすぎると んっ!とか声が出ちゃって恥ずかしい。
山中で舟歌というのもあれだけど、元々これも舟歌は舞台というか設定であって舟歌を描きたい曲じゃないでしょう。


最初から最後までおいしいところだらけというか。


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むかしこの2重トリルに萌えました・・
なんかこう、虹色の水みたいなものがあふれ出てくるようなイメージで・・

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中間部のこの辺りも萌えた・・今でも萌える。
聴いて想像するのと実際の譜面の景色が違う気がする・・
そう聞こえるように弾くのって難しいんじゃないのかなぁ・・

この音楽はベネツィアのゴンドラ遊びなんかじゃなくてのってる川は人生でその喜びを歌ってるように感じたりもします。
後半のffのあたりとか・・

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この辺り、喜びの歌みたい・・
いったん中断した旋律を最後にトリルが締めるところがあって、この曲トリルも主役というか・・なんかそんなようなことを昔考えていたのを思い出しました。

ベートーベンの交響曲第9番、シューベルトの交響曲第9番、ブルックナーの交響曲第9番、マーラーの交響曲第9番・・
他の曲でもいいと思うんですけど、作曲家の最晩年には何か特別な深みを感じる曲があったりするんですよね。
ショパンの舟歌もなんかそんな気がします。

ショパンはドイツの作曲家みたいに音楽を通して人生とか宇宙の真理を表現する・・などということは考えないというか、そういうの大嫌いだったんじゃないかと思います。しらないけど。
でもなんかこう、でてきちゃうものみたいなのがあると思うんだよね。

彼自身、肉体とかリアルな生活の面では結構つらい人生だったかもしれないですねぇ・・
有名人の伝記というのは詳細で怪しいものがあると思うけれど、死に際しての彼の言葉の一つ一つが何だかもういじけたたましいみたいでかわいそうだ。
でもこんな音楽を発想して残せたんだもん芸術家としてというか人類史上有数の勝ち組でしょう。

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