がんばる

最近また袋小路的な思考でネガティブになっていたのがある出来事で止まった。実際は何も変わっていないのですが、考え方ひとつで周りは変わって見えます。
何があったかを書いてみても他人から見れば何でもない普通の出来事でしょう。
でも導かれたと思ったの。
こんなことを書くといよいよ頭がおかしくなったみたいですね。
そんなことを感じながらたまたま聴いた音楽がまたお告げみたいに響いちゃって・・
Youtubeじゃ伝わらないかもしれませんが、こんな感じ。
ブルックナーの交響曲第6番の第2楽章。
春を待つような音楽だと先日書いたばかりですが、3つの主題が出そろうと小さいけれどとても美しいブリッジを挟んでもう一度3つの主題が再現されます。
その再現される第1主題がピークに達する

このあたり・・・ヴァイオリンの6連符が下降するのが聞こえるとき神の光を見たと思った。
この光のせいかは知らないけれど、影を歌った第3主題はこのあと深く歌わずすぐに暖かい安定のなかに終止する。
ブルックナーを聴いてると3本のトランペットのうち3番だけが違う事をやってしかも重要・・と言うのが結構出てくるんだけどここも・・
自筆譜、心なしかそのTp3番の音符が力強く書かれているような気が・・・
作者の頭の中で鳴っていた音楽が見えたような気がしてちょっと感動しますね。
ベートーベンの意をくんでというか交響曲というものを特別な音楽と考え自分の表現の中心に据えたドイツ・オーストリアの作曲家にブラームス、ブルックナー、マーラーがいます。
マーラーはブルックナーの講義を受け信頼関係を築いた話も有名ですが音楽的に二人は大きく違うと思う。
ブラームスとマーラー、ベートーベンも・・彼らの音楽はあくまで自分の魂が主役。
自分が感じ、嘆き、苦しみ、闘い、訴える。
でもブルックナーにとっては自分も含めためた人間も神が作った自然の中の一つ。
美しさ、喜び、悲しみ、苦しみ・・すべてを受け入れそのあり様をただ、神に向かって報告する。
今日はブルックナーのそんな音楽が身に染みるというか包み込まれるというか・・
こんなことを他人が言っていたらうざいかもしれませんが自分がそう思うのはいいの。
あんまり関係ないけど。

睡眠時無呼吸症候群かどうかを調べる記録計。
病院で貸してくれます。
小さな本体みたいなのを腕に固定し、透明なチューブは鼻に、青いのは指先に取り付けて
呼吸と心拍か何かを一晩記録してくれます。
コンパクトなので何とか気にせず眠ることが・・実際はテープで止めたチューブやケーブルに引っ張られる感じがして始めは気になる。
よーしなんて言って記録開始ボタンを押さないまま寝そうになってんの・・気づいてよかった。
解析に時間がかかるとのことなので結果を聞けるのはまだ先。
私自身は何の自覚もなく危機感も全くないのですが、こういう展開になったのも導かれているんだと思う最近。
導かれるというのは牽引されるとか後押ししてもらえるのとは全然違う。
あくまで考えて進むのは自分。
ただ時々、かすかな光をくれる。
気づくのも自分。
問題はその後、自分が動けるか。
Comment