みえなかった
のどかな山間の景色に突然現れる

この白い巨大物体。
場に不似合いで異様な雰囲気です。これは

リニア中央新幹線の高架橋なんですね。
談合で話題になっちゃいましたが、時速500kmで品川と名古屋を結ぶんでしょう。
このまっすぐな感じが何だか速いのがぶっ飛んできそうな感じですよね。
この高架橋コンクリート製のドームでおおわれていて、トンネルがずっと延長されたような構造です。降雪対策と、とんでもない速さのものがトンネルを出入りすると気圧の影響とかいろいろあるんでしょうね。
だから走ってきても見えないし、のってる人も車窓なんかなくて真っ暗なんでしょう。
見えたところで速すぎて何だかわからないらしいですね。
水平エレベータみたいなもんで(私は)乗ってもおもしろくないかな・・
子供のころ絵本で見たみらいののりもの・・みたいな世界にはよく透明なチューブの中をソーセージみたいな乗り物が走っていました。
中が真空で空気抵抗がないから速いみたいな論法なのかな?
透明だから車窓が見えるというところが画期的ですよね。
絵本で中身見せなきゃなんないから透明なだけか・・
冗談みたいだと思ってたけど19世紀半ばから実験が行われたりしていたみたいだ。
さらに中東かどこかで実際そういうの建設するんじゃなかったっけ?
超ポピュラー系クラシック音楽のホルストの組曲惑星という曲があります。
七夕付近になるといろんなオケがやってたり・・
終曲は海王星。
昔はよく解説なんかに作曲当時冥王星はまだ発見されていなかったため海王星が終曲だと書いてありました。
でも今また冥王星は惑星から外されちゃいましたね。
この曲、SF的に宇宙を描写した曲じゃないんだったはず。
占星術かなんかなんでしょう言ってるのは。
でもこの曲はやっぱり宇宙の果て闇に沈んでるみたいな音楽です。
歌詞のない女声合唱が出てきてドビュッシーとかのパクリみたいですが、松本零士のアニメの音楽もこんなでしたよね。
あれがこれをパクってんのかな?

女声合唱、最後の小節に★が書いてありますが、スコアの欄外には「この小節は音が彼方へ消えるまでリピートすること」みたいなことが書いてあります。フェードアウトですね。
無限にリピートしろみたいな指示はサティがやったりしてますが、フェードアウトは・・ハイドンもやってるか・・
まあでも露骨にこういうのやったのはありそうでなかったと思う。
自分の視点は地球へ戻ってゆく・・海王星は彼方に遠ざかっていくわけだ。
この音楽でいいのは5拍子なところですよね。
この不安定でいつまでたっても落ち着かない感じの5拍子が繰り返すコーラスに永遠に続く印象を感じさせるんですよねきっと。
初演時はこの神秘的なシーンを演出すべく女性合唱をホールの外に置き、開けていた扉をだんだん閉めていった・・
と初演者のエイドリアン・ボールトが本の中で言ってた。
私も実演に行きましたが似たようなことをやっていました。
その時は客席の扉じゃなくて舞台の袖。
知らないけどプロとかいう人たちならそんなことしなくても消え入るように歌うとかできるんでしょう?(同じトーンで聴こえないほど小さくなっていくってとても難しいことだと思う)
扉開閉はネタ的な演出ですよね?
こういうはったり演出は一歩間違うと間抜け感が出る恐れもあるけれど、この時は美しい弦楽器の高音にやられてうかつにも感動してしまった。
後日オケのブログかなにかで、袖で歌っている人たちの姿を見ることができました。
そこそこの人数がいて、指揮はどうすんだっけモニターを見るんだっけ窓からみえるんだっけ?
音が永遠の闇の向こうに消えた後、幸いにもこの時は馬鹿みたいにすぐ拍手するような変なお客もいなくてよかった。
遠く遠く離れて消えていったのみんなで感じた後ゆっくり拍手が始まるんだけれど、
拍手を受けに出てくるかな?と思った合唱は出てこなかったので結局その姿は見えないままでした。
素人の年に一度の発表会みたいなのならともかく、あの内容でゾロゾロ出てきて並ぶのも変といえば変かな。
バンダとかオペラのピットとか自分の出番が終わると演奏中でも帰っちゃったりするもんらしいですね。
私子供のころ鉄道マニアだったんですが、新幹線にはあまり萌えませんでした。
なんかこう高規格過ぎて・・ちゃんとしすぎというか・・
リニアモーターカーはカテゴリ的に鉄道になるんだろうけど私は萌えないかも。
ただ仕事的にちょっと興味あるかな。
開業前から東海道新幹線の運行管理にかかわった人の本を読みました。
新幹線て在来線が大きく速くなったみたいに考えがちだけど全然違うんですよね。
いろんな要素を一体として考えられた一つのシステムなんでしょうねあれは。
隣の国が大事故を起こしたのを見たときそのあたりの考えを間違っていることも大きな原因の一つだと思った。
開業以来長らく人身事故がゼロであった新幹線なわけですが、実際には開業当初高速で走行中に破損した部品が床を破り車内を貫通・・・人が乗っていれば血の海だ・・偶然団体客が指定をキャンセルして1両丸ごと空き席だった・・みたいな事故が頻発していたという。
安全神話というのはマスコミが作り上げた虚像だとその人は言い切っていた。
現場ではいろんな人が絶えず必死になって安全を確保していると思う。
リニア新幹線もそうなんだと思う。
すごいよね。
私は景色が見たい人だから多分乗んないけどね。
どこかへろへろローカル線に乗りに行きたい。

この白い巨大物体。
場に不似合いで異様な雰囲気です。これは

リニア中央新幹線の高架橋なんですね。
談合で話題になっちゃいましたが、時速500kmで品川と名古屋を結ぶんでしょう。
このまっすぐな感じが何だか速いのがぶっ飛んできそうな感じですよね。
この高架橋コンクリート製のドームでおおわれていて、トンネルがずっと延長されたような構造です。降雪対策と、とんでもない速さのものがトンネルを出入りすると気圧の影響とかいろいろあるんでしょうね。
だから走ってきても見えないし、のってる人も車窓なんかなくて真っ暗なんでしょう。
見えたところで速すぎて何だかわからないらしいですね。
水平エレベータみたいなもんで(私は)乗ってもおもしろくないかな・・
子供のころ絵本で見たみらいののりもの・・みたいな世界にはよく透明なチューブの中をソーセージみたいな乗り物が走っていました。
中が真空で空気抵抗がないから速いみたいな論法なのかな?
透明だから車窓が見えるというところが画期的ですよね。
絵本で中身見せなきゃなんないから透明なだけか・・
冗談みたいだと思ってたけど19世紀半ばから実験が行われたりしていたみたいだ。
さらに中東かどこかで実際そういうの建設するんじゃなかったっけ?
超ポピュラー系クラシック音楽のホルストの組曲惑星という曲があります。
七夕付近になるといろんなオケがやってたり・・
終曲は海王星。
昔はよく解説なんかに作曲当時冥王星はまだ発見されていなかったため海王星が終曲だと書いてありました。
でも今また冥王星は惑星から外されちゃいましたね。
この曲、SF的に宇宙を描写した曲じゃないんだったはず。
占星術かなんかなんでしょう言ってるのは。
でもこの曲はやっぱり宇宙の果て闇に沈んでるみたいな音楽です。
歌詞のない女声合唱が出てきてドビュッシーとかのパクリみたいですが、松本零士のアニメの音楽もこんなでしたよね。
あれがこれをパクってんのかな?

女声合唱、最後の小節に★が書いてありますが、スコアの欄外には「この小節は音が彼方へ消えるまでリピートすること」みたいなことが書いてあります。フェードアウトですね。
無限にリピートしろみたいな指示はサティがやったりしてますが、フェードアウトは・・ハイドンもやってるか・・
まあでも露骨にこういうのやったのはありそうでなかったと思う。
自分の視点は地球へ戻ってゆく・・海王星は彼方に遠ざかっていくわけだ。
この音楽でいいのは5拍子なところですよね。
この不安定でいつまでたっても落ち着かない感じの5拍子が繰り返すコーラスに永遠に続く印象を感じさせるんですよねきっと。
初演時はこの神秘的なシーンを演出すべく女性合唱をホールの外に置き、開けていた扉をだんだん閉めていった・・
と初演者のエイドリアン・ボールトが本の中で言ってた。
私も実演に行きましたが似たようなことをやっていました。
その時は客席の扉じゃなくて舞台の袖。
知らないけどプロとかいう人たちならそんなことしなくても消え入るように歌うとかできるんでしょう?(同じトーンで聴こえないほど小さくなっていくってとても難しいことだと思う)
扉開閉はネタ的な演出ですよね?
こういうはったり演出は一歩間違うと間抜け感が出る恐れもあるけれど、この時は美しい弦楽器の高音にやられてうかつにも感動してしまった。
後日オケのブログかなにかで、袖で歌っている人たちの姿を見ることができました。
そこそこの人数がいて、指揮はどうすんだっけモニターを見るんだっけ窓からみえるんだっけ?
音が永遠の闇の向こうに消えた後、幸いにもこの時は馬鹿みたいにすぐ拍手するような変なお客もいなくてよかった。
遠く遠く離れて消えていったのみんなで感じた後ゆっくり拍手が始まるんだけれど、
拍手を受けに出てくるかな?と思った合唱は出てこなかったので結局その姿は見えないままでした。
素人の年に一度の発表会みたいなのならともかく、あの内容でゾロゾロ出てきて並ぶのも変といえば変かな。
バンダとかオペラのピットとか自分の出番が終わると演奏中でも帰っちゃったりするもんらしいですね。
私子供のころ鉄道マニアだったんですが、新幹線にはあまり萌えませんでした。
なんかこう高規格過ぎて・・ちゃんとしすぎというか・・
リニアモーターカーはカテゴリ的に鉄道になるんだろうけど私は萌えないかも。
ただ仕事的にちょっと興味あるかな。
開業前から東海道新幹線の運行管理にかかわった人の本を読みました。
新幹線て在来線が大きく速くなったみたいに考えがちだけど全然違うんですよね。
いろんな要素を一体として考えられた一つのシステムなんでしょうねあれは。
隣の国が大事故を起こしたのを見たときそのあたりの考えを間違っていることも大きな原因の一つだと思った。
開業以来長らく人身事故がゼロであった新幹線なわけですが、実際には開業当初高速で走行中に破損した部品が床を破り車内を貫通・・・人が乗っていれば血の海だ・・偶然団体客が指定をキャンセルして1両丸ごと空き席だった・・みたいな事故が頻発していたという。
安全神話というのはマスコミが作り上げた虚像だとその人は言い切っていた。
現場ではいろんな人が絶えず必死になって安全を確保していると思う。
リニア新幹線もそうなんだと思う。
すごいよね。
私は景色が見たい人だから多分乗んないけどね。
どこかへろへろローカル線に乗りに行きたい。
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