チャンス
今朝のボンタン
朝起きたら日が差していた。
あれ天気悪くなるんじゃなかったっけ?
あっボンタン花咲いてるだろ今のうちに写真撮ろう。
・・・まあ写真なんか後でいいやそんなのいつでも撮れるだろ。
朝食を済ませ、さぁ・・
あっ曇ってる。
空を見ればどんなに待ったってもう晴れ間の出ることもないことのない一面の雲・・天気は下り坂明日は雨。
花の寿命は意外に短い。再び明るい日差しが当たる頃、この花はもう終わっているだろう。

小さな蜂が蜜を取っていた。
すごくいいにおいがして・・・
大袈裟だけどこの花が明るく輝いているのを見ることはもう永久にできないのである。
こういう、ついさっきまで自由に取り放題、触り放題だったチャンスが永久に戻らないと気づいてから騒ぎ出すという事の連続である気がする。
花はいいとして、いろんなこと昔から・・そして今も。
私の特徴として逃したと気づくとそのことをグダグダグダグダしばらく考え続けるというのがある。
晴れて日の当たった美しい写真を頭の中で無意味に想像しつづけている今も。
そんなことをやっている間に実は次のチャンスが来ているのだけど、いらん事でグダグダしていてそれも逃したり。
今だって実はチャンスなのかもしれない。
思い当たるものはあるのに、気づかないふりを自分にしている。
まぁ予定どおりに晴れていたらこのネタ書けなかったんだし、チャンスを逃したことがチャンスなこともあるわけで、世の中考え方ひとつだな。
ゴールデンウィーク、風邪をひく前の話。
カフェってところは連休はむしろやらないくらいなんですか?
遠出してたどり着いたそこは休み・・
あららといってみた近くの別なお店は「今日はもう終わりなんです」
あれれと言った次のところもランチタイム終わり。
最初に向かった臨時休業の店、行く順番が違えば今終わりそうなこの店に間に合ったかもしれない。
そんなことをうだうだ考えている間にも時間がどんどん立って店はどんどん閉まってゆく・・
大袈裟か。
もう帰ろうかくらい言ってたら見つかったこのお店。
すいてるし料理もよかったし・・よかったぁ・・

いつもの癖で一番安いチキンの何とかというのに仕掛けたけれど折角だもん。
牛頬肉のワイン煮というのを食べました。
旅番組とかで食ってるやつだ。
すごく柔らかく煮えてておいしかった。
雑穀米のご飯はお替り自由・・医者から炭水化物減らせと怒られてるのにお替りしちゃった。
モーリス・ラヴェルという作曲家も弟子によれば医者から肉を控えなさいと忠告されていたそうです。
でもたぶんそんなの無視してたんだろう、牛肉のゼリー寄席というのが大好物だったという。
アメリカへの演奏旅行から帰り列車をを降りると開口一番、どこか牛肉のゼリー寄席を食べられる店はないかな?
https://www.youtube.com/watch?v=velvlFHOiig
そのラヴェルのヴァイオリンソナタ第2番。
第2楽章にブルースというのが出てくるのでアメリカへ行った体験が生きてるのかと思ったけれどどうもそうでもないみたいだ。
第1楽章はイギリス行きの船の中で思いついたという。
フランスの農家の庭、鶏が鳴いて・・
今聴いても2楽章のブルースはガーシュインとかのブルースじゃないと感じる。
ラヴェルはパリのナイトクラブだかでジャズの聞けるような店によくいったんだそうだ・・
にしてもこれはジャズとも違うかな・・
ジョルジュ・エネスコというルーマニアの天才ヴァイオリニストで作曲家に初演してもらおうとしたけれどこんなの弾けるかみたいな話になっちゃったらしい・・
というようなことが生き生きと描かれたマニュエル・ロザンタールの本を買ってきてゴールデンウイークに読んだのももう17年前とかかもしれない・・昨日のことのようだけど。
あっという間だよなぁ・・
この曲はその本を読んでから興味を持って聴いてみた。
残念ながら当時、よくわからない曲だと思ってあまり聴かずそれきりに・・
いま聴くと結構聴ける。
時間がたつのも悪いことじゃないかもな。
ラヴェルの写真を見ているとほとんどの写真で火のついたタバコを持っている。
本当に四六時中吸ってたんだろう。
お酒も毎日欠かさなかったみたいだ。
医者からはやめなさいと言われてたみたいだけど、まじめに従うような人は作曲家になんかなれない気もする。
そういうのをやめた生活をすればもう2年くらい正常でいられて私たちももう2曲くらい聞けたのかな?
ラヴェルは結婚しなかった。
いつもそばにいた弟子が人がそのあたりについて本の中で言及している。
もし、一生共にする相手がいたら彼はこんなに早く死ななかったかもしれない。
でもそれはもうラヴェルの人生じゃないし、現在も私たちの心を打つ彼の作品も生まれてこなかっただろう。
何が間違いで何が正解だったかなんて考えても意味がないんだ。
朝起きたら日が差していた。
あれ天気悪くなるんじゃなかったっけ?
あっボンタン花咲いてるだろ今のうちに写真撮ろう。
・・・まあ写真なんか後でいいやそんなのいつでも撮れるだろ。
朝食を済ませ、さぁ・・
あっ曇ってる。
空を見ればどんなに待ったってもう晴れ間の出ることもないことのない一面の雲・・天気は下り坂明日は雨。
花の寿命は意外に短い。再び明るい日差しが当たる頃、この花はもう終わっているだろう。

小さな蜂が蜜を取っていた。
すごくいいにおいがして・・・
大袈裟だけどこの花が明るく輝いているのを見ることはもう永久にできないのである。
こういう、ついさっきまで自由に取り放題、触り放題だったチャンスが永久に戻らないと気づいてから騒ぎ出すという事の連続である気がする。
花はいいとして、いろんなこと昔から・・そして今も。
私の特徴として逃したと気づくとそのことをグダグダグダグダしばらく考え続けるというのがある。
晴れて日の当たった美しい写真を頭の中で無意味に想像しつづけている今も。
そんなことをやっている間に実は次のチャンスが来ているのだけど、いらん事でグダグダしていてそれも逃したり。
今だって実はチャンスなのかもしれない。
思い当たるものはあるのに、気づかないふりを自分にしている。
まぁ予定どおりに晴れていたらこのネタ書けなかったんだし、チャンスを逃したことがチャンスなこともあるわけで、世の中考え方ひとつだな。
ゴールデンウィーク、風邪をひく前の話。
カフェってところは連休はむしろやらないくらいなんですか?
遠出してたどり着いたそこは休み・・
あららといってみた近くの別なお店は「今日はもう終わりなんです」
あれれと言った次のところもランチタイム終わり。
最初に向かった臨時休業の店、行く順番が違えば今終わりそうなこの店に間に合ったかもしれない。
そんなことをうだうだ考えている間にも時間がどんどん立って店はどんどん閉まってゆく・・
大袈裟か。
もう帰ろうかくらい言ってたら見つかったこのお店。
すいてるし料理もよかったし・・よかったぁ・・

いつもの癖で一番安いチキンの何とかというのに仕掛けたけれど折角だもん。
牛頬肉のワイン煮というのを食べました。
旅番組とかで食ってるやつだ。
すごく柔らかく煮えてておいしかった。
雑穀米のご飯はお替り自由・・医者から炭水化物減らせと怒られてるのにお替りしちゃった。
モーリス・ラヴェルという作曲家も弟子によれば医者から肉を控えなさいと忠告されていたそうです。
でもたぶんそんなの無視してたんだろう、牛肉のゼリー寄席というのが大好物だったという。
アメリカへの演奏旅行から帰り列車をを降りると開口一番、どこか牛肉のゼリー寄席を食べられる店はないかな?
https://www.youtube.com/watch?v=velvlFHOiig
そのラヴェルのヴァイオリンソナタ第2番。
第2楽章にブルースというのが出てくるのでアメリカへ行った体験が生きてるのかと思ったけれどどうもそうでもないみたいだ。
第1楽章はイギリス行きの船の中で思いついたという。
フランスの農家の庭、鶏が鳴いて・・
今聴いても2楽章のブルースはガーシュインとかのブルースじゃないと感じる。
ラヴェルはパリのナイトクラブだかでジャズの聞けるような店によくいったんだそうだ・・
にしてもこれはジャズとも違うかな・・
ジョルジュ・エネスコというルーマニアの天才ヴァイオリニストで作曲家に初演してもらおうとしたけれどこんなの弾けるかみたいな話になっちゃったらしい・・
というようなことが生き生きと描かれたマニュエル・ロザンタールの本を買ってきてゴールデンウイークに読んだのももう17年前とかかもしれない・・昨日のことのようだけど。
あっという間だよなぁ・・
この曲はその本を読んでから興味を持って聴いてみた。
残念ながら当時、よくわからない曲だと思ってあまり聴かずそれきりに・・
いま聴くと結構聴ける。
時間がたつのも悪いことじゃないかもな。
ラヴェルの写真を見ているとほとんどの写真で火のついたタバコを持っている。
本当に四六時中吸ってたんだろう。
お酒も毎日欠かさなかったみたいだ。
医者からはやめなさいと言われてたみたいだけど、まじめに従うような人は作曲家になんかなれない気もする。
そういうのをやめた生活をすればもう2年くらい正常でいられて私たちももう2曲くらい聞けたのかな?
ラヴェルは結婚しなかった。
いつもそばにいた弟子が人がそのあたりについて本の中で言及している。
もし、一生共にする相手がいたら彼はこんなに早く死ななかったかもしれない。
でもそれはもうラヴェルの人生じゃないし、現在も私たちの心を打つ彼の作品も生まれてこなかっただろう。
何が間違いで何が正解だったかなんて考えても意味がないんだ。
Comment
こんにちは。
こんなラヴェルを聴いたのは初めてです。
ビックリしました。
この曲調、ブルースというのですか…
ガーシュインぽい、と思いつつ、やっぱり違うとも。
ラヴェルの人となり、も、初めて知るお話でした。
作曲家の人生もいろいろですね。
もちろん、なんの仕事をしててもしてなくても、
誰もがみんな人生人それぞれだけど。
あれ?ちょっとunagiさんの文体っぽい?笑…不思議。
ボンタンの花、綺麗に撮れてますね。
でも青空を背景にした花が目に焼き付いていたら、
違う感じがするのかも。
私も庭のヤマボウシが満開であんまり綺麗で写真を撮ったんだけど、
雨や曇りの日ばかりで。
それもいいんだけど、ハッとするくらい綺麗に見えた、あの場面を切り取ることができないなあ、と
なんとなくイマイチ感が残る最近でした。
でも、unagiさんの記事を読んでいて、
チャンスを逃すのもチャンス、それもありこれもあり、
っていう気持ちになりました。
ダラダラとすみません。なんかおしゃべりしたくなって。
ラヴェルのこと、もう少し知りたくなりました。
マニュエル・ロザンタールの本、読んでみたいです、
探してみます。
ありがとうございました。
YouTubeのアドレスをつけてくださったおかげで、サクッと聞くことができるようになりました。
ありがとうございます(^^♪
すこし不思議な。。なんでしょう、ふわりとした音が舞っているような。
ラヴェルを全然と言っていいくらい知りませんが、他の曲も聞いてみたくなりました。
ナカリママさん、こんばんは
この曲、大ヒットとは言えないかもしれないですね・・
楽譜にブルースとうたっていますがブルースじゃないですね。
でもラヴェルにとってはこの時こういう音楽が聞こえていたんでしょうね。
世の中、実際チャンスだらけなのに気も持ちようやピントの合わせ位置をまちがえると
損してばかりのような気がしてしまうんでしょうね。
卑屈になってしまうと何でも逃してしまうので明るくいきたいと思います。
青い空の日なんていくらでもあるのに、
見たいと思うと見れなかったりするもんですよね。
ありがとうございました。
ゆめたさん、こんばんは
聞いてくれてありがとうございます。
この曲はラヴェルの中でもちょっと通好みみたいなところのある曲かもしれません。
もっとわかりやすい曲がいっぱいあって大人気なんですね。
でもゆめたさんの感想は、いい感じで聴かれてるなという気がします。
ありがとうございました。