法隆寺
太陽の塔が見たくて大阪へ始めは見たら帰ろうかと思ってた。・・だけどそれじゃあんまりだ。
といって俺がUSJとか行くのもおかしいだろう。
それじゃ法隆寺でも行くか・・日本人なら法隆寺だろ・・とか1人で盛り上がる。
地図を見るとなんか遠いというは妙なとこにあるように見える。
あれ法隆寺ってこんなとこにあるんだっけ・・
なんとなく山の向こうに奈良があり、そのあたりに何でも建っているというようないい加減なイメージがあった。
調べると大阪駅から快速一本で行けることが判明・・

大和路快速というのが私鉄の特急並みに駅を通過して走っていく。
子供のころ本で見たあの赤帯の列車の後継なんだなこれ。
関西の鉄道車両のもう一つの特徴は転換クロスシートだ。普通列車なのにちょっといい感じの椅子なのは各社間の競争が・・
もういいかそういうのは。
ホームでこんな写真を撮ったりしていたので・・
バス停に行ってみるとバスは1分前に発車したところだった。
次は20分後・・
歩いても20分くらいだろう、いいや歩こう。
しかし私が乗り遅れたのはどうでもいいとして、足腰が達者でない方がトイレに行ってバス乗り場へ到達するまでの時間があったかなぁ・・
遠くへ来たんだわざと裏路地みたいなところを歩いてみよう。
表通りなんかどこでも見かけるような景色でつまらないし。

じゃあ裏には珍しいものがあるのかってないけどさ・・・
パイパス反対・・
特に関西だなぁ・・みたいな何かも見つからない。
人とであって楽しい会話になるわけもない。
でもいいの・・遠くの知らない街を歩くってちょっと不思議な感じがする。
通りに出て突き当りを左に曲がれば・・それらしき並木が見えてくる。
法隆寺って、何でもない普通の田舎にぽっ・・と突然あるイメージがあります。

20年くらい前、初めて買った車でここへ来た。
ブラック企業で名ばかりの休日に逃げた時だったか?
仕事で大阪に派遣された時は自分の車で行った記憶もある・・その道中だったのか・・
もう思い出せない。
初めて買った車も欲しくてじゃなくて買わされたようなものだった。
元をたどればある金融業者が借金のかたに取り上げたものを現金化するために・・
この並木通りを走って・・つきあたって・・
法隆寺ってもっと非現実的な別世界に建っているイメージがあったから車で門の前までこれたことに違和感を感じた覚えがある。
しかし中へは入らずにどこかへ行ってしまった記憶が。
いじけたような話ばかりだ。
その前は中学校の修学旅行できました。
この並木道が記憶にないのはあの奥の観光バス用駐車場から歩いたからかな。
あの頃は毎日楽しかった。いじけていなかった。
今書いていて思ったけれどここに行こうと思ったのはそのせいかな。
https://www.youtube.com/watch?v=jFKfuanIfdU
ドビュッシーの前奏曲集 第1巻から
雪の上の足跡
全然雪じゃなくて寺だ・・
誰もいないときに玉砂利の上を歩くとものすごい音がして自分でびっくりする・・
本当はバッハの無伴奏チェロ組曲とか貼って・・
でもいい音楽を流しましょうというブログじゃないので。

なんか門は修理中で見られないみたいだ・・
金剛力士像とかあるんじゃなかったっけ・・
確か30年前の修学旅行時も工事で見られなかったんじゃ・・ここじゃなかったっけかな・・
まあいいや・・・
また来る理由ができたと思えば。

あの奥の鐘が柿を食ってると鳴る奴でしょうか・・
法隆寺なんかみんな来たことがあるんだから私が今更ごちゃごちゃ書いても仕方ないでしょう。
こんなところだから団体がひっきりなしに来て大声が響いたりもしていた。
でも偶然なのか静かなひと時をもらう事も出来・・
大講堂に入ると椅子があったのでしばらく座って仏像や高い天井を眺めてみた・・裏の大戸が空いていて風が通るので気持ちがいい。休憩所じゃねーぞ・・・
なにか画期的な思いがよぎったり・・は全然しなかった。
四天王像でしたっけ?後ろに火が燃えて怖い顔で見栄を切っている・・その足元には鬼。
鬼が踏んづけられている・・・
あー!とかいってひっくり返っている鬼がなんだかちょっとかわいいのね・・
俺の鬼も踏んづけてくれないかな。
自分でやらなくちゃいけないのかな?
鬼と和解してうまくやるってのはないのかな?

この回廊は30年前の記憶と一致する。
懐かしい。このはしらギリシャの神殿と同じ形なんだっけ・・
テレビ局が釘打ったりして怒られてなかったっけ・・
1300年目のモラルハザード。
俺も人のこといえないけど。

五重塔と金堂・・
なんとなくお坊さんの解説を聞きながら見上げた覚えが・・てっぺんのあれは水を表していて火災除け・・ってこれだったっけ?
あれから30年か・・
その五重塔で私の目に留まったのは

この方。
支えてる人。
人じゃないか・・・1300年間屋根を支えてくださって・・

こちらの方は腕の出所がおかしい?違うか顔の位置がおかしいのか・・
肩で支えることに特化していらっしゃる。
まさにプロ。。
写真を撮ろうとすると妙に光って後光が差したみたいに・・
えっ!見えない力か・・なんて思ったけど多分レンズが汚れているだけだ。
こんなあほな参拝者でごめんなさい。
お寺といっても、よく知っている寺とは全然違う。
1300年前とか、聖徳太子とか国宝だらけとかそういう異次元的インパクトなものが
平気でその辺にぽっとあって、
きたいひとはいつでもいらっしゃーいみたいな優しさというか・・何かそんなものを感じた。
修学旅行生や団体がたくさん入ってきたのを見て逃げるように外へ出た。
昔、俺もあの中の1人だったんだよなとか思いながら。
帰りはバスでと思いながらボーっと並木道を歩けば・・
またバスは私の目の前を発車してゆく・・・
あー俺らしいね・・
お前は歩きなさいって仏さまが言ってるんだなと思った。
といって俺がUSJとか行くのもおかしいだろう。
それじゃ法隆寺でも行くか・・日本人なら法隆寺だろ・・とか1人で盛り上がる。
地図を見るとなんか遠いというは妙なとこにあるように見える。
あれ法隆寺ってこんなとこにあるんだっけ・・
なんとなく山の向こうに奈良があり、そのあたりに何でも建っているというようないい加減なイメージがあった。
調べると大阪駅から快速一本で行けることが判明・・

大和路快速というのが私鉄の特急並みに駅を通過して走っていく。
子供のころ本で見たあの赤帯の列車の後継なんだなこれ。
関西の鉄道車両のもう一つの特徴は転換クロスシートだ。普通列車なのにちょっといい感じの椅子なのは各社間の競争が・・
もういいかそういうのは。
ホームでこんな写真を撮ったりしていたので・・
バス停に行ってみるとバスは1分前に発車したところだった。
次は20分後・・
歩いても20分くらいだろう、いいや歩こう。
しかし私が乗り遅れたのはどうでもいいとして、足腰が達者でない方がトイレに行ってバス乗り場へ到達するまでの時間があったかなぁ・・
遠くへ来たんだわざと裏路地みたいなところを歩いてみよう。
表通りなんかどこでも見かけるような景色でつまらないし。

じゃあ裏には珍しいものがあるのかってないけどさ・・・
パイパス反対・・
特に関西だなぁ・・みたいな何かも見つからない。
人とであって楽しい会話になるわけもない。
でもいいの・・遠くの知らない街を歩くってちょっと不思議な感じがする。
通りに出て突き当りを左に曲がれば・・それらしき並木が見えてくる。
法隆寺って、何でもない普通の田舎にぽっ・・と突然あるイメージがあります。

20年くらい前、初めて買った車でここへ来た。
ブラック企業で名ばかりの休日に逃げた時だったか?
仕事で大阪に派遣された時は自分の車で行った記憶もある・・その道中だったのか・・
もう思い出せない。
初めて買った車も欲しくてじゃなくて買わされたようなものだった。
元をたどればある金融業者が借金のかたに取り上げたものを現金化するために・・
この並木通りを走って・・つきあたって・・
法隆寺ってもっと非現実的な別世界に建っているイメージがあったから車で門の前までこれたことに違和感を感じた覚えがある。
しかし中へは入らずにどこかへ行ってしまった記憶が。
いじけたような話ばかりだ。
その前は中学校の修学旅行できました。
この並木道が記憶にないのはあの奥の観光バス用駐車場から歩いたからかな。
あの頃は毎日楽しかった。いじけていなかった。
今書いていて思ったけれどここに行こうと思ったのはそのせいかな。
https://www.youtube.com/watch?v=jFKfuanIfdU
ドビュッシーの前奏曲集 第1巻から
雪の上の足跡
全然雪じゃなくて寺だ・・
誰もいないときに玉砂利の上を歩くとものすごい音がして自分でびっくりする・・
本当はバッハの無伴奏チェロ組曲とか貼って・・
でもいい音楽を流しましょうというブログじゃないので。

なんか門は修理中で見られないみたいだ・・
金剛力士像とかあるんじゃなかったっけ・・
確か30年前の修学旅行時も工事で見られなかったんじゃ・・ここじゃなかったっけかな・・
まあいいや・・・
また来る理由ができたと思えば。

あの奥の鐘が柿を食ってると鳴る奴でしょうか・・
法隆寺なんかみんな来たことがあるんだから私が今更ごちゃごちゃ書いても仕方ないでしょう。
こんなところだから団体がひっきりなしに来て大声が響いたりもしていた。
でも偶然なのか静かなひと時をもらう事も出来・・
大講堂に入ると椅子があったのでしばらく座って仏像や高い天井を眺めてみた・・裏の大戸が空いていて風が通るので気持ちがいい。休憩所じゃねーぞ・・・
なにか画期的な思いがよぎったり・・は全然しなかった。
四天王像でしたっけ?後ろに火が燃えて怖い顔で見栄を切っている・・その足元には鬼。
鬼が踏んづけられている・・・
あー!とかいってひっくり返っている鬼がなんだかちょっとかわいいのね・・
俺の鬼も踏んづけてくれないかな。
自分でやらなくちゃいけないのかな?
鬼と和解してうまくやるってのはないのかな?

この回廊は30年前の記憶と一致する。
懐かしい。このはしらギリシャの神殿と同じ形なんだっけ・・
テレビ局が釘打ったりして怒られてなかったっけ・・
1300年目のモラルハザード。
俺も人のこといえないけど。

五重塔と金堂・・
なんとなくお坊さんの解説を聞きながら見上げた覚えが・・てっぺんのあれは水を表していて火災除け・・ってこれだったっけ?
あれから30年か・・
その五重塔で私の目に留まったのは

この方。
支えてる人。
人じゃないか・・・1300年間屋根を支えてくださって・・

こちらの方は腕の出所がおかしい?違うか顔の位置がおかしいのか・・
肩で支えることに特化していらっしゃる。
まさにプロ。。
写真を撮ろうとすると妙に光って後光が差したみたいに・・
えっ!見えない力か・・なんて思ったけど多分レンズが汚れているだけだ。
こんなあほな参拝者でごめんなさい。
お寺といっても、よく知っている寺とは全然違う。
1300年前とか、聖徳太子とか国宝だらけとかそういう異次元的インパクトなものが
平気でその辺にぽっとあって、
きたいひとはいつでもいらっしゃーいみたいな優しさというか・・何かそんなものを感じた。
修学旅行生や団体がたくさん入ってきたのを見て逃げるように外へ出た。
昔、俺もあの中の1人だったんだよなとか思いながら。
帰りはバスでと思いながらボーっと並木道を歩けば・・
またバスは私の目の前を発車してゆく・・・
あー俺らしいね・・
お前は歩きなさいって仏さまが言ってるんだなと思った。
Comment
日本に仏教が伝来したほぼ同時期に、翡翠や瑪瑙などで作られた勾玉の文化が消滅した、このパラダイムシフトは何故起きたのか?
日本史の謎として、個人的には最大の関心事のひとつです。
関西への一連のご旅行いいですね!
瑪瑙さん、こんばんは
日本人はどこから来たかみたいな本やブログがありますが興味深いですね。
私はいったい誰なんでしょう。
ありがとうございました。