梅田

太陽の塔を見て満足したのでどっかいこう。

幼いころ鉄道マニアであったので電車図鑑みたいな本を聖書みたいに抱えて眺めていました。
関西方面にもズームカーとかテレビカーとかなんとかカーみたいなのがいろいろあったけどやっぱり2階建ての近鉄ビスタカーが子供にもわかりやすくアピールして超絶大人気だった。
阪急電鉄にはそういう目玉商品みたいなのは見当たらなかったけど全車一貫マルーンに統一された電車も印象深かった。
仕事で大阪へ来たこともあるけれど、その時務めていたのはブラック企業で自由時間もなくいろいろ見て回るなんてできなかった。
その後自由になってからは車で来るので電車に乗ることもなく・・
よし、また地下鉄じゃつまらないので阪急で梅田へでよう。
40過ぎたおっさんが今更のお楽しみ遠足なのである。
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あー阪急マルーンだ・・
艶があって品のあるこの塗装に白地の社章・・社章じゃないかまあいいや・・
窓枠の白・・ロールカーテンじゃなくて本当のブラインド・・
毎日見ている人になんだと言われそうですが私的な印象はなにかこうロイヤル通勤車って感じだ・・
車内は伝統の木目調の壁にグリーンのシート・・通勤車両なのに落ち着いたいい景色を持たせてあるんですよ。
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運転席横の車掌用スペースにも木目調の化粧が。
コストダウンとか効率化とか・・とにかく沢山乗せりゃいいんだよ無駄に金かけてどうすんだよ・・とは違う世界・・
よくこういういうところは刷毛目丸出しで灰色のペンキが塗ってあったりするんだよね。
多分新車のときはピカピカなんだろうけど電車の車検みたいなものを受けるとペンキで刷毛塗するんだと思う。
こんなとこ見るばかぁいねーよみたいな。そんなこと言ってないか。
それぞれの現場に理由と考えがあるんだから他を下にみるようなことを言っちゃいけないけれど。
しかし阪急車両の重箱の隅みたいなところにみるこれは創立者のポリシーみたいなものが伝統になって生きてるんだろうなと思った。宝塚歌劇・・なんだっけあれを興した人も同じ人でしょう?

https://www.youtube.com/watch?v=jTPergSgpSI
https://www.youtube.com/watch?v=jTPergSgpSI
そんなこと考えてて頭の中でこの曲の冒頭が鳴った。
学生の頃の作で曲自体は全然ロイヤルじゃないけどまあいいじゃない。
プロコフィエフは今楽譜が貼れない。
変ニ長調のピアノ協奏曲第1番。
次の2番は本性を出してぶっ飛んだ曲になってきます。
でもまだ学生だしとりあえず卒業しなくちゃなんないもんね。
とは言え途中プロコフィエフなぁ・・というのも感じますよね。

阪急といえば梅田-十三間の3複線ですよね・・もうマニアしか興味のない話ですけれど
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わざわざ十三で降りてしばらく眺める。
京都、宝塚、神戸の3方向へ向けて梅田を同時に発車した3つの列車が並んで走ってくる。
これ見てみたかったんだよなぁ・・

そして梅田。
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関東と関西で色々と異なる文化に衝撃を受けることもありますが鉄道もですね。
関東の私鉄は渋谷、新宿、池袋など国鉄の駅に寄り添い連絡しようとする・・京成の上野とか西武新宿駅が離れちゃってるのは政治的陰謀みたいなののせいで会社としては国鉄の駅にくっつきたかった・・
東武の浅草は珍しく独立しているけれど、どちらかといえばそれはデメリットになってしまっているんじゃないだろうか。
で関西の私鉄は国鉄なんか知るかという感じに勝手に独自のターミナルを設けているのが特徴だと思う。
梅田も大阪駅のすぐそばにあるけど別個に独立していますよね。
川に近い低地に広がっていた田んぼを埋め立てた土地だから梅田だと昔どこかで読んだ。
調べたら国鉄の大阪駅も実は最初梅田駅と呼ばれていたそうだ。そうなのか・・
福岡じゃなくて博多・・みたいなもんだな。
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阪急は7番線じゃなくて7号線と呼ぶんですよね。
この駅は9号線まであるんだっけか・・こんな横一列にホームの広がった私鉄の駅なんか他にないよね。
ここはすごい景色だと思う。
今じゃ駅というかホーム全体に冷房とか珍しくないけれど、きっと昔は特別な世界があったりしたんじゃないかなぁ・・
読んでいる人の大半には通じないと思うけれどおっさんはこんなものが見れてうれしかった。

駅を出てみると横丁みたいなところがあったので
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このお店で飯にする。
夜はステーキ6,000円みたいなところらしいけどランチはランチな価格だった。
あっ・・・・・・・・・次は禁煙かどうか確認してからはいろ。
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こんなポタージュが出てきて・・濃厚でおいしかったよこれ。
大阪で色々食べ歩いている方のブログを見るのが楽しみなんだけど、自分もそんなことできたみたいでちょっと嬉しい。
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ポークカツランチ。
ナイフとフォークで・・みたいな。
サーロインステーキというのもあったけれど値段からこちらにしてしまった。
よく考えればその差は数百円。数百円も普段は大金である。
しかし思い切って新幹線の切符を買ってしまったことを思えばここで数百円を惜しむのはいかにもケチではある。
何が大事かがいつもずれている気がする。
でもいいんだよもうここまで来たらそんなことより目の前のポークカツがうまいかどうかに集中すべきだ。
おいしくお腹もいっぱいになりましたよ。
後でこの店のレビューを見たらぼろくそに貶している人が何人か・・・
そうかなぁ・・俺はよかったけど・・
まあ毎日いろんな人が出入りして、いろんなことがあるんだろうね。

調べると乗り換えを含め遠いと思っていた次の目的地まで大阪駅から一本の列車でけることが判明。
あなんだそこから乗れるのか・・
梅田と大阪駅はちょっと離れてる・・外通路を歩いて・・
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そうそうあんなでっかい屋根をかけたんだよね。
雨が吹き込むんだっけ?
先ほど見た万博の大屋根を思い出したりして。
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えまた階段おりんの?
意外に地味な入口で・・
東京みたいに象徴的な駅じゃないのかな?
そういえば昔と東海道本線の終点は大阪じゃなく神戸と覚えたよな。
考えてみるとこの駅つかうの初めてかな?
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次の電車まで時間がなくゆっくり見ていられない・・
ゆっくりみるもんでもないのか・・
多分今日ここには戻らない。
またゆっくりこよう・・

子供のころ本の中でさんざんみた梅田の文字。
自分の中であんなに有名だった梅田なのにどこにあるのか結構な歳になるまで知らなかった。
今だって乗ってたら着いただけで実感的な位置関係はまだよくわかってない。
やっと来ることができた梅田はランチのポークカツ食った場所として私の中に記憶されました。

なんかちょっと違う気もする。
また来てみよう。



Tag:プロコフィエフ  Trackback:0 comment:3 

Comment

omachi URL|
#- 2018.06.13 Wed20:06
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。

マーラーは不老に憧れたのでしょうね。
瑪瑙 URL|
#- 2018.06.14 Thu09:38
梅田という地名を最初に意識したのは、遠い遠い大昔、高校生の多感な時期で、夏目漱石の「行人」を読んだ時でした。人生、女、男などの何たるかなど、当時は何もわかっていなかったけれど。

「梅田の停車場を下りるや否や自分は母からいいつけられた通り、すぐ俥を雇って岡田の家に馳けさせた。岡田は母方の遠縁に当る男であった。自分は彼がはたして母の何に当るかを知らずにただ疎い親類とばかり覚えていた」
unagi URL|Re: タイトルなし
#- 2018.06.15 Fri21:04
瑪瑙さん、こんばんは
私は文学は疎いのでよくわかりません。
でも梅田の停車場・・停車場っていうのもいいですね。
マーラーを考えるとき日本だと夏目漱石くらいの時代感かなと思ったりします。
ありがとうございました。
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