トンネル

落石、落枝をよけながら県境を越える林道を登っていくと、もういいよつかれたというころに峠の長いトンネルがあらわれます。
昔逆方向から一度だけ来たことがあった。
例によって昨日のようでもう10年以上前だったりするんだろう。

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林道だしかなり山深いところで電気なんか引かれているわけもなくトンネルの中は真っ暗。
徒歩だと怖いかもなぁ。
この日は晴れていてここまで夕日を背に登って来た。
トンネルを抜ければ夕日に焼かれた驚きの絶景が待っているはず・・・

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あれ・・・
いいね、またしても雲の中。

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雲というか霧がトンネルの中にどんどん吸い込まれていく。
なんだこれ・・
ちょっと怖いような。

このままこの場を離れるのは惜しい気がして
車を方転させてもう一度トンネルに入って向こう側へ行ってみたりして。
先ほどから数分しかたっていないのにようすが全然違う。
気温が下がったせいかトンネル内は霧が立ち込めておりヘッドライトの明かりで目の前は真っ白となり何も見えない。
フォグランプもへったくれもない。
明かりを消せば真っ暗だ・・当たり前か。
先程は出口の明かりが見えていたはずなんだけどなぁ。
目の前にわずかに見える白線を頼りにゆっくり進んでゆく。
こんなところ誰もいるわけないのはわかっているんだけど、クラクションでも鳴らしてみようかと・・・
思ったけど1度鳴らしたらだけなのに2度聞こえ・・みたいな想像が走って怖いのでやめた。

ラベルの「クープランの墓」からメヌエット

https://www.youtube.com/watch?time_continue=917&v=Wz165MCij6c
なんか中間部は足元を探りながら進むトンネルみたいでしょう?
そうでもないか。
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トンネルを抜けて明るくなってもまだ何かまとわりついて売るところが私は大好き。


昨年、これから自分は長いトンネルに入るだろうみたいなことを書いた気がする。
思ってただけで書いてないかもしれない。
どっちでもいいや。今私は人生的なトンネル内をすすんでいる気がしてる。
傍から見たらまた馬鹿な事言ってるなというところでしょうがいいじゃないブログだし。
すすんでいるのかな?
出口は見えない。
どこまで続くのかもわからない。
でも進まなければ何も変わらないとは思う。
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あんな光景を見る日が来るだろうか?
待ってちゃいけないのはわかるよ。
手探りで這ってでも進めとかでしょう。

晴れた側には車を止めるスペースがあったので降りてプラプラしてみる。
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トンネルの写真を撮ると
わっ!
ブロッケン現象?
俺に後光が出ちゃってるよ・・ちがうか。
こんなものを見て和む。

中から霧が出てくる・・
このトンネルは、何かを私に教えてくれているような気がする。
なにかはわからない。
お前自分で考えろという事かな・・
よくわかんないけど敵意は感じない。
そんなに悲観的にならなくてもいいのかなという気がした。
ありがとう。

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