初雪と朝顔と白髪
吉野はちょっと続きもありますが次ということで。
10月も後半に入る。

うーうーあー
朝顔がいじけていた。
周りの葉っぱをどかしてあげると

ぱっと開いて見せてくれた。

頑張る朝顔。
まだ新芽やつぼみもあって頑張る気だ。
ありがとう朝顔。がんばれ朝顔。
俺もがんばるよ。

雲間から、たくさんの雪をかぶった富士山がちょっとだけ見えてた。
ちょっとだけ見えていると、あそこにはものすごい世界があるんじゃないかと思う。
周りの雲をどけてあげたら、
ぱっと開くのかな?
めんどくさい仕事をちょっと頑張ってみて家へ帰れば

犬が出てきてくれる。

はい遊びますよ!
の形。
涼しいを超えて寒くなったらコオロギの大音響が聴こえなくなった。
寂しい代わりに私にとっては帰宅後音楽が聴ける季節がやってきたということ。
https://www.youtube.com/watch?v=C3xnlW9Zkcg
この曲を聴くなら周りが静かなことが必須。まあどの曲もそうなんだけど。
デュトワMSOの惑星はおしゃれすぎて物足りないと感じる曲もある反面、この金星なんか彼ら(とデッカの録音)の個性にマッチして素晴らしいものがあると思う。
ホルストの組曲惑星というとスターウォーズみたいなSF的宇宙映像を浮かべて聴いたりしがち・・
でもこの音楽が言ってるのは占星術とかなんであって宇宙スペクタクルじゃないんじゃなの?・・なんて言いません。
誰がどう聴こうが勝手。
エイドリアン・ボールトが初演の時からそんな宇宙連想的演出をしたようなことを言っていたのを本で読んだ。
オーケストラ、最初の頃は弦楽合奏のほかフルート1本にオーボエ一本とかいうフォーマットでやっていものが時代とともにそれぞれ2本づつ、クラリネットも参加・・そのうち各楽器3本・・とどんどん拡大していきました。
19世紀末くらいになると3本そろえたクラリネットの上には高音に特化したEs管、下にはバスクラ・・とか言って同じ音色で上から下まで埋めようとする巨大編成オーケストラが出現するに至った。
同族の楽器だけで和音を鳴らしてみればクリアなハーモニーが聞けていいようだけどあんまりそれを裸で並べすぎるとかえって薄っぺらく聴こえることがあると思う。
別にホルストのこの作品がそうだというわけじゃないけれど。
言いたいことは、今じゃ私もこの組曲が結構好き。
病気かなんかで自分で総譜に書き込むことができなかったらしいけれど、チェックしてGOを出してるんだから彼の意思によるオーケストレーションんだということでいいんだろう・・なんだっていいし聴いてみれば楽しめるんだからそれでいいじゃん。

このオーボエとイングリッシュホルンが作る和音、むかしはアホのアヒル兄弟みたいに聴こえて大嫌いだった。
今はそうは思わない。
慣れただけかもしれないけれど、歳をとってくると受け入れられなかったものに良さを感じて楽しめるようになる事がある。
歳をとるのもいいことだ。
失うものも多い代わりにわずかながらでも何かを得ているかもしれない。
惑星といえば、高校の物理で天体という項目がありました。
先生は天体は入試に出ないからと言って全く無視して次の項目へ飛んでいた。
真に受けてその部分はごっそり端折って勉強しなかったけれど、入試で問題を開くと思い切り天体の絵が描いてあって笑った。
誰のせいでもない自分のせいだから。もう受けた学校名も忘れた。
仮にそこで合格していたとしても途中からいまと同じルートに乗って同じここへたどり着いていたと思う。
そういえば、
私の頃、高校受験というのは中学の担任が各自の能力を慎重に見極め進路を指導し、失敗というのは基本的にありえないという事になっていた。
ところが私の年、ある先生のもと二人の生徒が失敗し騒ぎとなった。
一人は私と同じ高校へ通うはずだったのでよく覚えている。
その先生は次の年小学校へ移動となる話を聞いた。
そんな記憶も消えていたけれど何年か前に学年全体の同窓会というのに行ってみるとその先生が来ていた。
挨拶の段で、みんな知っている通り俺はあの後干された・・みたいなことを自分で話し始めた。30年近くたった今ようやくもういいだろうと中学へ戻ることができた的な。
落ちた人間は多分来ていなかったと思う。
今思えば、あの挨拶は彼にとっての大きな節目だったのかもしれない。落ちた当人も大変だったのかもしれないけれど、先生も長く大きなものを抱えてきたのかも。
全然違うかもしれないけど。

勝手にそこにあると思ったすごい世界なんて実はどこにもないから。
いろんな人生があるけれど一度きりだ。
暗くいきれば暗いし、傍目にどう思われようと本人が明るければ明るい人生なんだろう。
若かった先生は白髪の初老という感じに・・でもあの頃と同じ童顔みたいな笑顔でもあったような。
白髪といえば嫁さんの目立つところに目立つ白髪が見えるようになってきた。
染めたら?
とか言っていいのか不明で何も言ってない。
そのままでもいいとは思うけれど、嫁さんの白髪って結構インパクトがあるんだな。
皆通る道なんだろうけれど。
10月も後半に入る。

うーうーあー
朝顔がいじけていた。
周りの葉っぱをどかしてあげると

ぱっと開いて見せてくれた。

頑張る朝顔。
まだ新芽やつぼみもあって頑張る気だ。
ありがとう朝顔。がんばれ朝顔。
俺もがんばるよ。

雲間から、たくさんの雪をかぶった富士山がちょっとだけ見えてた。
ちょっとだけ見えていると、あそこにはものすごい世界があるんじゃないかと思う。
周りの雲をどけてあげたら、
ぱっと開くのかな?
めんどくさい仕事をちょっと頑張ってみて家へ帰れば

犬が出てきてくれる。

はい遊びますよ!
の形。
涼しいを超えて寒くなったらコオロギの大音響が聴こえなくなった。
寂しい代わりに私にとっては帰宅後音楽が聴ける季節がやってきたということ。
https://www.youtube.com/watch?v=C3xnlW9Zkcg
この曲を聴くなら周りが静かなことが必須。まあどの曲もそうなんだけど。
デュトワMSOの惑星はおしゃれすぎて物足りないと感じる曲もある反面、この金星なんか彼ら(とデッカの録音)の個性にマッチして素晴らしいものがあると思う。
ホルストの組曲惑星というとスターウォーズみたいなSF的宇宙映像を浮かべて聴いたりしがち・・
でもこの音楽が言ってるのは占星術とかなんであって宇宙スペクタクルじゃないんじゃなの?・・なんて言いません。
誰がどう聴こうが勝手。
エイドリアン・ボールトが初演の時からそんな宇宙連想的演出をしたようなことを言っていたのを本で読んだ。
オーケストラ、最初の頃は弦楽合奏のほかフルート1本にオーボエ一本とかいうフォーマットでやっていものが時代とともにそれぞれ2本づつ、クラリネットも参加・・そのうち各楽器3本・・とどんどん拡大していきました。
19世紀末くらいになると3本そろえたクラリネットの上には高音に特化したEs管、下にはバスクラ・・とか言って同じ音色で上から下まで埋めようとする巨大編成オーケストラが出現するに至った。
同族の楽器だけで和音を鳴らしてみればクリアなハーモニーが聞けていいようだけどあんまりそれを裸で並べすぎるとかえって薄っぺらく聴こえることがあると思う。
別にホルストのこの作品がそうだというわけじゃないけれど。
言いたいことは、今じゃ私もこの組曲が結構好き。
病気かなんかで自分で総譜に書き込むことができなかったらしいけれど、チェックしてGOを出してるんだから彼の意思によるオーケストレーションんだということでいいんだろう・・なんだっていいし聴いてみれば楽しめるんだからそれでいいじゃん。

このオーボエとイングリッシュホルンが作る和音、むかしはアホのアヒル兄弟みたいに聴こえて大嫌いだった。
今はそうは思わない。
慣れただけかもしれないけれど、歳をとってくると受け入れられなかったものに良さを感じて楽しめるようになる事がある。
歳をとるのもいいことだ。
失うものも多い代わりにわずかながらでも何かを得ているかもしれない。
惑星といえば、高校の物理で天体という項目がありました。
先生は天体は入試に出ないからと言って全く無視して次の項目へ飛んでいた。
真に受けてその部分はごっそり端折って勉強しなかったけれど、入試で問題を開くと思い切り天体の絵が描いてあって笑った。
誰のせいでもない自分のせいだから。もう受けた学校名も忘れた。
仮にそこで合格していたとしても途中からいまと同じルートに乗って同じここへたどり着いていたと思う。
そういえば、
私の頃、高校受験というのは中学の担任が各自の能力を慎重に見極め進路を指導し、失敗というのは基本的にありえないという事になっていた。
ところが私の年、ある先生のもと二人の生徒が失敗し騒ぎとなった。
一人は私と同じ高校へ通うはずだったのでよく覚えている。
その先生は次の年小学校へ移動となる話を聞いた。
そんな記憶も消えていたけれど何年か前に学年全体の同窓会というのに行ってみるとその先生が来ていた。
挨拶の段で、みんな知っている通り俺はあの後干された・・みたいなことを自分で話し始めた。30年近くたった今ようやくもういいだろうと中学へ戻ることができた的な。
落ちた人間は多分来ていなかったと思う。
今思えば、あの挨拶は彼にとっての大きな節目だったのかもしれない。落ちた当人も大変だったのかもしれないけれど、先生も長く大きなものを抱えてきたのかも。
全然違うかもしれないけど。

勝手にそこにあると思ったすごい世界なんて実はどこにもないから。
いろんな人生があるけれど一度きりだ。
暗くいきれば暗いし、傍目にどう思われようと本人が明るければ明るい人生なんだろう。
若かった先生は白髪の初老という感じに・・でもあの頃と同じ童顔みたいな笑顔でもあったような。
白髪といえば嫁さんの目立つところに目立つ白髪が見えるようになってきた。
染めたら?
とか言っていいのか不明で何も言ってない。
そのままでもいいとは思うけれど、嫁さんの白髪って結構インパクトがあるんだな。
皆通る道なんだろうけれど。
Comment
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鍵コメント様
こんばんは
ご心配のようなことは一切ありません。
大丈夫ですよ。
ありがとうございました。
こんばんは
いつも訪問して頂きありがとうございます。
まだ入院中です。
遅くなってごめんなさい
畑、休業中につきしばらく下のURLでボチボチ近況を投稿中です。
よろしければ寄ってください。
まあちゃん日記
https://ameblo.jp/maachan1188/