静岡 抹茶 さんま 音楽

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ここは静岡駅前。
平日で帰りのラッシュ真っただ中という感じ。
私の地元も子供の頃は駅前からひっきりなりに路線バスが発車していくのを見ましたが今はほとんど廃止されてしまったんじゃないのか。
でも静岡駅前はバスだらけ・・信号が変わるたびあっちからこっちから数珠つなぎのバスバスバス・・・場所次第なんだな。

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なんだあのビルあんなのあったっけ?
三つ葉葵がでっかく入って・・徳川家復興か?
なんで持ち運びに便利そうな形状してるんだ?
20年近く前、地元に帰ってきてからしばらく静岡へよく来た。大きな街で珍しい楽譜やCDが手に入るからというオタクな理由だった。24歳はそんなことよりほかにすべきことがあったと思うけれどそんなこと今更言っても仕方がない。
地下へ降りると・・
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なにか人だかりができてるなと思いみれば弦楽四重奏団が演奏していた。
スタッフという人がいるんだから、しかるべきところが企画しちゃんとした演奏家を招いて・・みたいなまじめな場なんでしょう。
しかし私は楽器をやる人拒否症が全然治っていないことを知る。
嫁さんが聴かなくていいの?と聞く声も聞き流して逃げる。


https://www.youtube.com/watch?v=izQJYJw3RRo

そしてこの曲はラヴェルの序奏とアレグロ。
新しい機構を持ったハープを開発したメーカーがそのデモンストレーションを兼ねた作品をドビュッシーに依頼した。
ライバル会社はこっちのがいいんだよ見てみろ的な曲をラヴェルに依頼したというような話だったと思う。ドビュッシーの曲も有名。
結局ドビュッシーに依頼したメーカーのハープは普及しなかった。
独奏ハープのほか弦楽四重奏とフルートにクラリネットというこの透き通った編成はハープを生かすという理由のほか、デモで使いやすいことを考慮してなのかまでは知らない。比較的小さくまとまっているこの感じもそういった用途を考慮しているようにも思える。
この曲結構有名なんだけれど、なぜか私はあんまり聴いてこなかった。これからというところかな。
今のところの印象として、うまみを投入しすぎた結果苦くなってしまって・・みたいなことをちょっと感じて・・でもこういうの変わっていくから。

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4重音のグリッサンド。
たくさんの特殊奏法や効果を持っているハープですがまず思いつくのはいろんな調でのグリッサンドですよね。
ハ長調基準の鍵盤でこれをグリッサンドするのは無理だから。
ハープはピアノの黒鍵に相当するものは持ないかわりに、7つのペダルでそれぞれの音を半音上げ下げします。括弧で書いてあるのはペダルへの指示でしょう?
ドビュッシーの交響詩海も2楽章にこんなのが出てきて見せ場になってる。
オケのスコアにあるハープの楽譜は基本的にピアノ譜みたいだけどよく見ると楽器特有の指示が出てきて弾けない人間もみていていろいろ楽しい。
女性奏者は長いスカートで足元まで隠すのでよく見えないけれど、サントリーホールだったか休憩時間にハープのをすぐ後ろから見下ろせる場所から眺めているとものすごい速さでペダルを上げ下げしながら弾いているのを見ることができた。
最近行ってないけど都響の首席ハープ奏者は男性。近くに座ればペダルもよく見えるのかもしれません。
パイプオルガン奏者には足鍵盤を弾くためのペダル用シューズというものがあるようだ。ハープはどうなんだろう?踏むだけじゃないく上げたりもするんでしょう?
ペダルティンパニの存在がマーラーを刺激して色々書かせいるけどきっとハープもそうなんでしょうね。すごいオケの優秀な奏者と接する機会があってしょうがなかっただろうから。
ラヴェルとかドビュッシーのスコアを見てるとハープ協奏曲かみたいな場面を見ることがあります。
ああいうのは絶対だれか特定の奏者の助言を得て書いてるんだよね?

聴いてて面白いなーと思ったのはカデンツァで
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フラジオ(弦の中央付近を軽く押さえて弾くとオクターブ高くくぐもった音色で鳴る)とそのオクターブ上の普通の音が書かれていて、不思議なエコーみたいに聴こえる部分・・

地下街にあった楽器屋にはバッハのコラール前奏曲が満載の楽譜があったりして喜んで買った・・
その楽器屋さんはもうなくなってしまい百均になってる。
今やクラシックの楽譜は相当珍しい版も含めネット上でただ見し放題だ・・
いいこともある反面、何かこう・・・あれですね。

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遊歩道になった商店街も元気。
こういうのもうだめなのかと思ったけどそんなこともないんだな。

CDを買ってたお店はそれほど広くないけれど、二階にジャズとクラシックの専用フロアだったような。
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けどこんな女性向けの増毛かなんかよくかわかんなお店になってた。

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奥は県庁。
後ろの石垣は駿府城のお堀。
家康の時代からあるものかはしらない。

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静岡鉄道のターミナルはJRとは別に繁華街に突っ込むような形。古い地方私鉄によくみられるパターンだと思う。
元々駅がそのままデパートになっている形だったけれど数年前に今風に立て替えられた。
デパートごと廃墟になりかかっているようなのも見るけれど静鉄はとても元気だ。

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何十年かぶりに新車が入ったんだよね。あれそうでしょう。
帰宅ラッシュで人もたくさん。
どこの県庁所在地にも小さな私鉄があったと思うけれど皆厳しくだいぶなくなっちゃったんじゃないだろうか・
静鉄が元気でいられるのは静岡と清水という2大都市間を結ぶ路線でその間学校や企業も満載で全線お客だらけという好条件に恵まれているからでしょうね。
その分というわけじゃないけどモノトーンな感じでマニア的な萌え感の少ない路線とかそんな話はいいか。

吉野に行ってから頭の中に抹茶がなんとなく存在し続けていて、そこそこの喫茶店でまじめなお抹茶を飲みたいと思っていた。
調べてきたのは
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駅からちょっとわきに入ったところにあるこんなお店。
まじめな喫茶店ではなくて、真面目な古いお茶屋がしゃれで出しているような抹茶カフェ。
まじめな抹茶もあったけれど何だかわかんないニトロ抹茶とかいうのを頼んでしまう。
なんだニトロって・・
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こんな感じの店内。
高いテーブルに、コントラバスが使う奴みたいな高い椅子。
待ってると運ばれてきたのは
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こんなグラスに入った冷たい抹茶。
これはしかしおいしかった。
苦みも上品というか。
これから抹茶もいけるかなぁ・・
まじめな抹茶が出てくるところに色々行こうかなぁ・・
隣の瓶に入ってるのは何とかケーキって書いてあった気がするけれど、アイスの下に抹茶のシャーベットや小豆の入った和風のパフェみたいなもの。
別段珍しいものじゃないけれど普通においしかった。
嫁さんは
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抹茶ラテ。
店員さんは若い女の子が二人。
突然女の子が客席にどん!と座りアイパッドとキーボードかなんかを広げいじりだす。やけにくつろいだ格好だから常連さん?なんて思ってたらリーダー格の店員だった。カウンター内の子からの問に
えぇ?・・あー・・・んー・・
特にどうとも思わないけれどお客の前でそんなとこ見せちゃいけないよなんて言ってみれば「一生懸命仕事をしているのにそんなことを言われるのは理解できない。パワハラだ」かなんかいいだすんだろな・・なんて思いながら食べる。
抹茶おいしかったよ。ありがとう。
駅へ戻ると
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ちびまる子ちゃん電車が来ていた。
作者亡くなっちゃいましたね。
そのまま上の階へあがって・・途中までは嫁と一緒に雑貨屋でああでもないとか言ってみるけど・・嫁さんが気が済むまでどこかで待ち・・
昔はこういう大規模商業施設といえばそこそこのレコード屋というかCD屋があったもんだけど全く影も形もないのは時代ですよね。
大きな本屋はまだあった。
「芸術」という列を探し行ってみると
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マーラーとかフルトヴェングラーなんていう見出しが目に入る。
クラシック系の本をそこそこ置いてある本屋さんを見つけると萌えたもんだけれど・・萌える本見つけられず。
いや違う、見つけようという気が希薄すぎ・・
まだなんかおかしいな俺。

建て替え前のデパート時代に最上階のさえないお好み焼き屋に入ったのを思い出しながら、今風のレストラン街で
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サンマを食った。
梅肉とこうじみそもついてきたので一緒に食べてみたけどけど、おいしいサンマの前では蛇足かなという感じ。
醤油無敵。
ものすごい待ち客がいるお店と、空席が多くあるのが見えるお店と・・
会社の帰りか若いこの集団が楽しそうに待っている・・ああいうのと縁のない人生だった。
じゃあもう一度やってみる?と神様が時間を戻してくれたら多分また同じように一人誘いから逃げて・・を繰り返すと思う。

外へ出ると、
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もう遅い時間なのにたい焼き屋さんが繁盛してた。
おいしそうなにおい。でももう今日は食べすぎ。

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ああいう渡り廊下を持ったデパートが子供の頃は地元にもあったんだよなぁ・・

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駅前。
中央のビルの中にはパイプオルガンを持ったホールがあって昔オルガンを聴きに行った。
初めて本物のオルガンを聞いたのはここだったかも。
昨日のようだけど考えてみるとあれももう15年以上前かも。
たまに来るといいねここも。
ありがとう。



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