しらす
嫁さんが1人で出かけた休日。
嫁さんがいい顔しなくて普段は行けない蕎麦屋にでもいこうか。
なぜか住宅地の奥に隠れるように存在する蕎麦屋ってのが結構ありますよね。
白木の内装、靴を脱いでスリッパでみたいなのでしょう。
調べるとこの周辺にも結構あるのねそういうのが。でも休日の今日なんかはかなり混んでるんだろうなと思うとイマイチ盛り上がらない。
俺は本当は蕎麦屋なんか行きたくないんじゃないかと薄々感じる気持ちに蓋をして、平地はダメだな変な山奥とかならいいか?
峠の手前。短い区間だけどこのあたりは結構な景色を見せてくれるはず・・

あれ終わっちゃってる?

終わりっぽいけど、でもきれいだ。
そのすぐ先、
別荘地の中に隠れるようにして蕎麦屋がある。
ここへ来たのは昨年のちょうど今頃だったか靴を脱いで桧造りの店内に的な蕎麦屋だったと思う。その時は全く混んでいなくて静かないい時間だった。
記憶通りにあったそのお店の駐車場はしかし車で埋まっている。
でっかい声で私は一流みたいなのが吠えてるとか予約はされました?とめんどくさそうに門前払いみたいな被害妄想が。
いまはSNS他で何でどこででも見つけられるので隠れ家的な店っていうのはない訳なんだよね。むしろ地図上では街中より目立って見つけやすいもんね。
今日はやめよう。
すぐ近くにも新しい外観の蕎麦屋があるんだけどそこは長らくGoogleマップでかなりネガティブな内容のレビューが一番上に来ていた。
あれじゃお客こないだろなんて心配になったりもしていたけれど久しぶりに見てみるとその上にいくつか擁護のレビューがのり、最後にまた感情的に吐き捨てるような書き込み。
どうもここは高尚系じゃなくて地元で昔から打たれてきたようなのをそのまま出す店らしく、思ってたのと違うのが出てきたことに腹を立て貶したい人と、自分たちの大事なものを勝手な勘違いで貶され面白くない人とがせめぎあってるみたいだ。
絶賛が並んでいるのよりかえって面白く俺はどう思うのか食ってみたい気もしたけれど駐車場の車を見てやっぱりやめる。
その先のおしゃれエリートは絶対にこなそうな蕎麦屋には暖簾がかかってなかった。
もうちょっと走ると知る人ぞし・・
もういいよ蕎麦は。
港にいこう。
山を下りて街の中を抜け・・

田子の浦の漁港。
富士山もちょっと見えて。
富士市は製紙工場がたくさんある街。
田子の浦港は昔ヘドロが問題化したんじゃなかったっけ。
今はもう大丈夫なんでしょう。
向こうのでっかい貨物船はパルプを持ってきた船かなんかか?

ここに漁協がやってる食堂があるのは知っていたけど嫁さんがいい顔をせず来たことがなかった。
ここの売りはシラス。
シラス一択。
入ってみるとお店とかなんとかじゃなくて市場みたいなところに仮設の机を並べた感じ。
あー、いいねー。
食券の販売機の前には長蛇の列。

でも席の確保に殺伐とする必要もないし気楽な雰囲気なのがいいですね。
列が長引いているのは人が多いせいもあるけれど、どうもみんな券売機の前でいちいちうろたえているからみたいだ。
その理由は自分の番になってわかった。
始めに大盛か普通かを選ぶボタンを押すと以降どの料理が選べるシステムなのは直感的に理解できたので大盛をおしてみると・・
その下のメニューというかボタンはすべてXが表示されて一つも選べない。
誰の姿もないけれどでかい声ですいませーん!とか尋ねると厨房の中から今日は大盛を押すとみんなXになるみたいな回答が得られた。
そんなしたり顔で何度も同じこと答えてないでちょっと書いた紙でもここに貼っておけばいいのに・・なんて言わない。
もともと、炭水化物控えろ命令が出ているので大盛がダメなことは問題なし。
生シラス関係もみんな終わっちゃっているらしいけれど、もともとシラスは生より釜揚げのがうまいと思っているので問題なし。
https://www.youtube.com/watch?v=9jOqKC9swdU
フォーレもピアノな作曲家なのかもしれないけれど実はほとんど聴いてない。
舟歌とか有名なんだろうけど。
海とシラス丼な曲・・と考えたらこれが浮かんだ。
どの辺がとかそんなのない。
しかしただの釜揚げシラス丼じゃ寂しいので

ニジマスの卵が乗っかったこれにする。
ニジマス関係なさそうだけど富士宮のほうで県が養殖事業に力を入れてるんじゃなかったか?
港のそばで海鮮丼みたいなのはたいてい・・そういう覚悟で臨んだけれどこれはおいしかった。
目玉の飛び出るうまさ!とかそういうのじゃなくてさらっとうまい感じ。
いい塩加減となんだいちいちド派手に主張しないザッハリヒカイト的なうまさ。
醤油も置いてあったけれど何にもいらない感じ。

食いながら横を向くとこんな光景。
真冬は寒いかもな。
隣では若い夫婦が小さな子にごはんたべな・・とかやってる。
子供への問いかけからここには何度も来ていることが透けて見えるので近隣の人なんだろう。
でもお母さんの訛りに聞き覚えがあり耳が反応する。
もしかすると私の父親の出身地と近いところから来た人かもしれない。
もしかしてご出身は・・とか話しかけてみたら通報されんのかな?なんてくだらないことを考えながら食べる。
誰とも話なんかしたくないし話しかけるなんて絶対にありえないけど。
くだらないことを考えていてもうまいものはうまい。
食べ終わってちょっと物足りないくらいだけど、これでいいにしなくちゃいけないんだろうな。

食器返却口を探したけどみつからない・・
あ、あった隅の方で受け取ったそばから豪快にがんがん洗ってた。

かもめさん。
こういう時どんなこと考えてんのかな?
美味しいもの食べたし、天気で気持ちいいし、
この後ガレージみたいになったコアな洗車場に行って久しぶりにきっちり洗車をした。
そしてその日のうちに土砂降りの雨が降った。
嫁さんがいい顔しなくて普段は行けない蕎麦屋にでもいこうか。
なぜか住宅地の奥に隠れるように存在する蕎麦屋ってのが結構ありますよね。
白木の内装、靴を脱いでスリッパでみたいなのでしょう。
調べるとこの周辺にも結構あるのねそういうのが。でも休日の今日なんかはかなり混んでるんだろうなと思うとイマイチ盛り上がらない。
俺は本当は蕎麦屋なんか行きたくないんじゃないかと薄々感じる気持ちに蓋をして、平地はダメだな変な山奥とかならいいか?
峠の手前。短い区間だけどこのあたりは結構な景色を見せてくれるはず・・

あれ終わっちゃってる?

終わりっぽいけど、でもきれいだ。
そのすぐ先、
別荘地の中に隠れるようにして蕎麦屋がある。
ここへ来たのは昨年のちょうど今頃だったか靴を脱いで桧造りの店内に的な蕎麦屋だったと思う。その時は全く混んでいなくて静かないい時間だった。
記憶通りにあったそのお店の駐車場はしかし車で埋まっている。
でっかい声で私は一流みたいなのが吠えてるとか予約はされました?とめんどくさそうに門前払いみたいな被害妄想が。
いまはSNS他で何でどこででも見つけられるので隠れ家的な店っていうのはない訳なんだよね。むしろ地図上では街中より目立って見つけやすいもんね。
今日はやめよう。
すぐ近くにも新しい外観の蕎麦屋があるんだけどそこは長らくGoogleマップでかなりネガティブな内容のレビューが一番上に来ていた。
あれじゃお客こないだろなんて心配になったりもしていたけれど久しぶりに見てみるとその上にいくつか擁護のレビューがのり、最後にまた感情的に吐き捨てるような書き込み。
どうもここは高尚系じゃなくて地元で昔から打たれてきたようなのをそのまま出す店らしく、思ってたのと違うのが出てきたことに腹を立て貶したい人と、自分たちの大事なものを勝手な勘違いで貶され面白くない人とがせめぎあってるみたいだ。
絶賛が並んでいるのよりかえって面白く俺はどう思うのか食ってみたい気もしたけれど駐車場の車を見てやっぱりやめる。
その先のおしゃれエリートは絶対にこなそうな蕎麦屋には暖簾がかかってなかった。
もうちょっと走ると知る人ぞし・・
もういいよ蕎麦は。
港にいこう。
山を下りて街の中を抜け・・

田子の浦の漁港。
富士山もちょっと見えて。
富士市は製紙工場がたくさんある街。
田子の浦港は昔ヘドロが問題化したんじゃなかったっけ。
今はもう大丈夫なんでしょう。
向こうのでっかい貨物船はパルプを持ってきた船かなんかか?

ここに漁協がやってる食堂があるのは知っていたけど嫁さんがいい顔をせず来たことがなかった。
ここの売りはシラス。
シラス一択。
入ってみるとお店とかなんとかじゃなくて市場みたいなところに仮設の机を並べた感じ。
あー、いいねー。
食券の販売機の前には長蛇の列。

でも席の確保に殺伐とする必要もないし気楽な雰囲気なのがいいですね。
列が長引いているのは人が多いせいもあるけれど、どうもみんな券売機の前でいちいちうろたえているからみたいだ。
その理由は自分の番になってわかった。
始めに大盛か普通かを選ぶボタンを押すと以降どの料理が選べるシステムなのは直感的に理解できたので大盛をおしてみると・・
その下のメニューというかボタンはすべてXが表示されて一つも選べない。
誰の姿もないけれどでかい声ですいませーん!とか尋ねると厨房の中から今日は大盛を押すとみんなXになるみたいな回答が得られた。
そんなしたり顔で何度も同じこと答えてないでちょっと書いた紙でもここに貼っておけばいいのに・・なんて言わない。
もともと、炭水化物控えろ命令が出ているので大盛がダメなことは問題なし。
生シラス関係もみんな終わっちゃっているらしいけれど、もともとシラスは生より釜揚げのがうまいと思っているので問題なし。
https://www.youtube.com/watch?v=9jOqKC9swdU
フォーレもピアノな作曲家なのかもしれないけれど実はほとんど聴いてない。
舟歌とか有名なんだろうけど。
海とシラス丼な曲・・と考えたらこれが浮かんだ。
どの辺がとかそんなのない。
しかしただの釜揚げシラス丼じゃ寂しいので

ニジマスの卵が乗っかったこれにする。
ニジマス関係なさそうだけど富士宮のほうで県が養殖事業に力を入れてるんじゃなかったか?
港のそばで海鮮丼みたいなのはたいてい・・そういう覚悟で臨んだけれどこれはおいしかった。
目玉の飛び出るうまさ!とかそういうのじゃなくてさらっとうまい感じ。
いい塩加減となんだいちいちド派手に主張しないザッハリヒカイト的なうまさ。
醤油も置いてあったけれど何にもいらない感じ。

食いながら横を向くとこんな光景。
真冬は寒いかもな。
隣では若い夫婦が小さな子にごはんたべな・・とかやってる。
子供への問いかけからここには何度も来ていることが透けて見えるので近隣の人なんだろう。
でもお母さんの訛りに聞き覚えがあり耳が反応する。
もしかすると私の父親の出身地と近いところから来た人かもしれない。
もしかしてご出身は・・とか話しかけてみたら通報されんのかな?なんてくだらないことを考えながら食べる。
誰とも話なんかしたくないし話しかけるなんて絶対にありえないけど。
くだらないことを考えていてもうまいものはうまい。
食べ終わってちょっと物足りないくらいだけど、これでいいにしなくちゃいけないんだろうな。

食器返却口を探したけどみつからない・・
あ、あった隅の方で受け取ったそばから豪快にがんがん洗ってた。

かもめさん。
こういう時どんなこと考えてんのかな?
美味しいもの食べたし、天気で気持ちいいし、
この後ガレージみたいになったコアな洗車場に行って久しぶりにきっちり洗車をした。
そしてその日のうちに土砂降りの雨が降った。
Comment
こんばんは。
釜揚げシラス丼、美味しそうですね。
お天気も良さそうで。。。
でも、折角の洗車の後に雨降りって年に1−2回はありますね。
それはそれで仕方がないと諦めるだけで終わります!
yokoblueplanetさん、おはようございます。
美味しいシラス丼でした。
雨降っちゃってもまあいいやと思えるくらい
気持ちのいい天気とおいしいもんに出会えたかも。
これでいいですね。
ありがとうございました。