いきなり捕まる・・中国初日
中国行は名古屋の中部国際空港から。
朝早い便に間に合わせるため空港島のホテルで前泊。
中国人の団体が入っており朝から大騒ぎだ。何だもう中国に着いたのかよ的な。
向こうで世話になった中国人の営業は、あれはかつて教育を受けられなかった世代でうるさいと周りに迷惑がかかるとかみっともないという事を知らない人たちなんです。私たちも彼らを見て恥ずかしい・・とか言って非難してた。
でも海外旅行できるような人たちでしょ?と問うとマンションを買って転売したとかでお金なんてどうにでもなるんです・・
そんなに悪く言わなくてもいいと思うけど・・今日本人だって群れて馬鹿騒ぎしたりするし。

機内食の写真撮ったりして・・パンは忘れちゃったけどマドレーヌはおいしかった。
他にフルーツとヨーグルト・・水。

チケットの手配は別な人間がやってくれて自分はただ乗るだけ。
費用の点でか直行便ではなく韓国の仁川で乗り換え。
巨大な仁川国際空港のターミナルビルは奇麗なだけでなくなんだか楽し気。
ゆっくり写真を撮ったり・・は同行者の手前できなかった。

でかいターミナルビルの端から端まで歩いて・・ところどころに日本語の表示を見かけたり、建物の雰囲気がどことなく日本に似ていたりするのでまだそんなにどっかへ来たような気もしないというか・・

乗り換えた便でも食事が出てきて腹いっぱいになる。
トマトの横の白いのはニョッキ。
行きはハムで帰りはサーモン。このパンはおいしかった・・
そしてこの便は結構揺れた。
むかし冬の北海道へ通ったけれどざるで湯切りするみたいに飛行機を良さぶられたことが何度かあり、体が覚えて私は飛行機恐怖症である。何でもないはずのこの1時間は私にとっては結構恐怖の拷問。

気を紛らわそうと音楽を聴こうとするとクラシックのいろんな曲が用意されていた・・
けどあの轟音の中ではPPPに沈んでいくような音楽は聴いても聞けない。音量や店舗がある程度一定しているバッハとかがいいと思う。
そして・・まるで嫌がらせのようにストン!とか落っこちるような下降Gを繰り返しながら飛行機は降りてゆく・・キャー!とか悲鳴も聞こえて・・
そんなに天気も悪くなかったけどなぁ・・
空港のビルに入りいくつかの手続きを経て・・
トイレの圧倒的な汚さにああ来たなぁ中国へ・・という気になった。仁川のトイレがものすごくきれいだっただけに。
それほど古くない青島国際空港は、手狭になったとかで別なところへ移転するらしい。だからもう改修もしないでほっといてあるんじゃないかという話だった。
そういうのがどんどん推し進められていく驚異的なパワーが今のこの国にはあるから。
最後の荷物検査で機械から出てきたスーツケースを取ろうとすると、
何だか知らないけれど税関の制服なおっさんにものすごい高圧的な態度で呼び止められ、パスポートを取り上げられてしまった。
お前らなんだこの荷物は!
かなんか言ってるんだろうけどわかんねーよ。
現地で入手困難な電気部品を大量に詰めてきたのが問題らしいことはすぐに分かった。
裏へ回るように指示され、スーツケースを開ける・・・全部出せ!・・とか
1時間以上の拘束ののち、結局部品は没収されてしまった。
同じように拘束された人が複数いて・・面白がってちゃいけないけど面白かった。
目の前の若い女性はでっかいスーツケースの中からよくそんなに入れたなという多種多様な化粧品が出てきて自分でそれをリスト化していた。
あれが爆買いというやつか・・と思ったけど多分違う。彼女は運び屋か何かで日本か韓国で仕入れたそれを中国国内で高値で売りさばくとかじゃないか・・彼女自身は化粧をしているようには見えなかった。
面白いので写真を撮りたかったけれど、なめててほんとにしょっ引かれるのもまずいと思いやめた。
さらに奥からは若い女性の泣きわめく声が聴こえてくる・・何だか知らないが韓国語だ。
平気な顔で出てきたのを目撃したからあんなの芝居なんでしょうね。泣いて逃げられるもんなら作戦だろう・・・
長い時間ののちなんかサインさせられてパスポートを返してもらい、目的の会社へ向かう。
予定は大幅に遅れてしまったけれど、みんな文句も言わず遅くまで残業して対応してくれた。
いきなり感謝である。
2交代制の工場はものすごく寒いけれどほんとの寒さはまだだからみたいな話で空調なんか動いていなかった。
たしか環境問題対策でいきなり政府が石油ストーブみたいなものの使用を禁止したとか何とかだった気がする。
環境問題がらみで政府系役人が乗り込んできて工場の稼働を止めることもあったような気がする。そういうところが共産主義国家って感じですよね。
冬の北海道仕様の服装と靴を持って行ったので特に苦痛を感じることもなく乗り切れた。
晩御飯。
こういう場合通常お酒でしょうね。下戸な私はみたいな話は省略。

水槽の中に生きた魚が泳いでいて、これ・・とか言うとおっさんが網ですくってくれる。
この時はまだ知らなかったけれど、これはどこの飯屋にも共通してあるものらしい。

魚火鍋変身の旅・・
先に穴の開いた中途半端な箸が置いてある。
おしぼりと何かがセットになったようなパッケージを開けると・・

出てきた短い木の箸を穴に刺して箸が完成する・・へー
中国の店ってこうなのかと思ったけどこういうのを見たのはこの店だけだった。

この豆をゴマ油でいためたようなのは多分サービス。
いい人っぽい女性支配人というかお母さんがどうですか?みたいに聞きに来るから「好吃ー」とか言ってみると喜んでた。

どこへ行っても冷たく冷やした飲み物というのは出てこない。
あの黒っぽいのはナツメのお茶・・暖かいのはいいとして・・ものすごくあまーい。
別なところでも出てきたので普通にあるものなんだろうけど甘すぎて飯のおともにはどうかなぁ‥。

火鍋登場・・辛いのは苦手と伝えてあったので・・辛くない火鍋なんじゃないか。
左側は山椒ベース、右側はニンニクベースで、名前不明な川魚と大量のネギ・・レモン
これ、すごくおいしかった。
好みとしてはニンニクの方がおいしかったかな・・
山椒もニンニクもものすごくきついので食べ続けていると口の中がひりひりしてくる。

粟入りの白米・・・中国人の営業は白米は日本のほうがおいしいですよ!とかいってたけど、これもおいしかったよ。
味の濃い魚とよくあって最高・・
とか言ってここで腹いっぱいになっちゃうと失敗
これはまだ初期段階でこの後

魚を撤去しスープがたされ・・・
野菜が入って、昆布みたいなのが入って・・エビが出てきて・・と延々続く。
この後いろんなところでそうだったけれど目の前のものを全力で食っているとすぐ腹がいっぱいになり後半後悔する。
これおいしかったなぁまた食いたいなぁ・・なんか地元の料理じゃなくてもっと南の方の料理だとか言ってた。
中国では酒店と書いてホテルという意味みたいだ。
中国でホテルといえば色々あるわけだけど・・

泊まったホテルは非常に快適だった。
清掃もきちんとしているし・・・はずかしいけれど私は財布を部屋に忘れたまま一日外出してしまった。
帰ってくるとそれはそのままそこにあり、一切の異常はなかった。
ペットボトル入りのミネラルウォーターが2本置いてあり、歯磨きなんかにもそれを使う。
蓋を開けるときにカチっと言わなかったら・・という話もあったけれど、そこも大丈夫。
歯ブラシは迷ったけどホテルのものを使った。
帰国すると歯茎が腫れて歯槽膿漏みたいな症状が出たのは・・関係ないと思うけど。

10時を過ぎると交通量は極端に減って静かな佇まい。
マンションの窓がまばらにしか明るくないことの理由は不明。

朝。
基本的に一戸建てというものはなくて高層マンションが林立している。
マンションの価格は高騰していて、給料の大半をつぎ込んでいて大変だ・・とある人が言っていた。すごく楽しそうに言ってたけど。
今考えると雲かと思っていたあれはPM2.5かもしれない。

中国の交通ルールは割り込んだもん勝ち、いったもん勝ちだ。
(左ハンドルなので)右折時は目の前の信号が赤でもどんどん進んでいいことになってるらしい・・
人も車も勝負をかけてどんどん突っ込んでゆく・・
どの道路もクラクションが鳴りっぱなし・・日本でクラクションというともう喧嘩売ってるような状態なわけだけど、逆にこちらは当たり前すぎてごめんよ・・とかおいおい・・程度なのかも。
見慣れない光景をえー!?とか言いながら眺めて・・・
朝早い便に間に合わせるため空港島のホテルで前泊。
中国人の団体が入っており朝から大騒ぎだ。何だもう中国に着いたのかよ的な。
向こうで世話になった中国人の営業は、あれはかつて教育を受けられなかった世代でうるさいと周りに迷惑がかかるとかみっともないという事を知らない人たちなんです。私たちも彼らを見て恥ずかしい・・とか言って非難してた。
でも海外旅行できるような人たちでしょ?と問うとマンションを買って転売したとかでお金なんてどうにでもなるんです・・
そんなに悪く言わなくてもいいと思うけど・・今日本人だって群れて馬鹿騒ぎしたりするし。

機内食の写真撮ったりして・・パンは忘れちゃったけどマドレーヌはおいしかった。
他にフルーツとヨーグルト・・水。

チケットの手配は別な人間がやってくれて自分はただ乗るだけ。
費用の点でか直行便ではなく韓国の仁川で乗り換え。
巨大な仁川国際空港のターミナルビルは奇麗なだけでなくなんだか楽し気。
ゆっくり写真を撮ったり・・は同行者の手前できなかった。

でかいターミナルビルの端から端まで歩いて・・ところどころに日本語の表示を見かけたり、建物の雰囲気がどことなく日本に似ていたりするのでまだそんなにどっかへ来たような気もしないというか・・

乗り換えた便でも食事が出てきて腹いっぱいになる。
トマトの横の白いのはニョッキ。
行きはハムで帰りはサーモン。このパンはおいしかった・・
そしてこの便は結構揺れた。
むかし冬の北海道へ通ったけれどざるで湯切りするみたいに飛行機を良さぶられたことが何度かあり、体が覚えて私は飛行機恐怖症である。何でもないはずのこの1時間は私にとっては結構恐怖の拷問。

気を紛らわそうと音楽を聴こうとするとクラシックのいろんな曲が用意されていた・・
けどあの轟音の中ではPPPに沈んでいくような音楽は聴いても聞けない。音量や店舗がある程度一定しているバッハとかがいいと思う。
そして・・まるで嫌がらせのようにストン!とか落っこちるような下降Gを繰り返しながら飛行機は降りてゆく・・キャー!とか悲鳴も聞こえて・・
そんなに天気も悪くなかったけどなぁ・・
空港のビルに入りいくつかの手続きを経て・・
トイレの圧倒的な汚さにああ来たなぁ中国へ・・という気になった。仁川のトイレがものすごくきれいだっただけに。
それほど古くない青島国際空港は、手狭になったとかで別なところへ移転するらしい。だからもう改修もしないでほっといてあるんじゃないかという話だった。
そういうのがどんどん推し進められていく驚異的なパワーが今のこの国にはあるから。
最後の荷物検査で機械から出てきたスーツケースを取ろうとすると、
何だか知らないけれど税関の制服なおっさんにものすごい高圧的な態度で呼び止められ、パスポートを取り上げられてしまった。
お前らなんだこの荷物は!
かなんか言ってるんだろうけどわかんねーよ。
現地で入手困難な電気部品を大量に詰めてきたのが問題らしいことはすぐに分かった。
裏へ回るように指示され、スーツケースを開ける・・・全部出せ!・・とか
1時間以上の拘束ののち、結局部品は没収されてしまった。
同じように拘束された人が複数いて・・面白がってちゃいけないけど面白かった。
目の前の若い女性はでっかいスーツケースの中からよくそんなに入れたなという多種多様な化粧品が出てきて自分でそれをリスト化していた。
あれが爆買いというやつか・・と思ったけど多分違う。彼女は運び屋か何かで日本か韓国で仕入れたそれを中国国内で高値で売りさばくとかじゃないか・・彼女自身は化粧をしているようには見えなかった。
面白いので写真を撮りたかったけれど、なめててほんとにしょっ引かれるのもまずいと思いやめた。
さらに奥からは若い女性の泣きわめく声が聴こえてくる・・何だか知らないが韓国語だ。
平気な顔で出てきたのを目撃したからあんなの芝居なんでしょうね。泣いて逃げられるもんなら作戦だろう・・・
長い時間ののちなんかサインさせられてパスポートを返してもらい、目的の会社へ向かう。
予定は大幅に遅れてしまったけれど、みんな文句も言わず遅くまで残業して対応してくれた。
いきなり感謝である。
2交代制の工場はものすごく寒いけれどほんとの寒さはまだだからみたいな話で空調なんか動いていなかった。
たしか環境問題対策でいきなり政府が石油ストーブみたいなものの使用を禁止したとか何とかだった気がする。
環境問題がらみで政府系役人が乗り込んできて工場の稼働を止めることもあったような気がする。そういうところが共産主義国家って感じですよね。
冬の北海道仕様の服装と靴を持って行ったので特に苦痛を感じることもなく乗り切れた。
晩御飯。
こういう場合通常お酒でしょうね。下戸な私はみたいな話は省略。

水槽の中に生きた魚が泳いでいて、これ・・とか言うとおっさんが網ですくってくれる。
この時はまだ知らなかったけれど、これはどこの飯屋にも共通してあるものらしい。

魚火鍋変身の旅・・
先に穴の開いた中途半端な箸が置いてある。
おしぼりと何かがセットになったようなパッケージを開けると・・

出てきた短い木の箸を穴に刺して箸が完成する・・へー
中国の店ってこうなのかと思ったけどこういうのを見たのはこの店だけだった。

この豆をゴマ油でいためたようなのは多分サービス。
いい人っぽい女性支配人というかお母さんがどうですか?みたいに聞きに来るから「好吃ー」とか言ってみると喜んでた。

どこへ行っても冷たく冷やした飲み物というのは出てこない。
あの黒っぽいのはナツメのお茶・・暖かいのはいいとして・・ものすごくあまーい。
別なところでも出てきたので普通にあるものなんだろうけど甘すぎて飯のおともにはどうかなぁ‥。

火鍋登場・・辛いのは苦手と伝えてあったので・・辛くない火鍋なんじゃないか。
左側は山椒ベース、右側はニンニクベースで、名前不明な川魚と大量のネギ・・レモン
これ、すごくおいしかった。
好みとしてはニンニクの方がおいしかったかな・・
山椒もニンニクもものすごくきついので食べ続けていると口の中がひりひりしてくる。

粟入りの白米・・・中国人の営業は白米は日本のほうがおいしいですよ!とかいってたけど、これもおいしかったよ。
味の濃い魚とよくあって最高・・
とか言ってここで腹いっぱいになっちゃうと失敗
これはまだ初期段階でこの後

魚を撤去しスープがたされ・・・
野菜が入って、昆布みたいなのが入って・・エビが出てきて・・と延々続く。
この後いろんなところでそうだったけれど目の前のものを全力で食っているとすぐ腹がいっぱいになり後半後悔する。
これおいしかったなぁまた食いたいなぁ・・なんか地元の料理じゃなくてもっと南の方の料理だとか言ってた。
中国では酒店と書いてホテルという意味みたいだ。
中国でホテルといえば色々あるわけだけど・・

泊まったホテルは非常に快適だった。
清掃もきちんとしているし・・・はずかしいけれど私は財布を部屋に忘れたまま一日外出してしまった。
帰ってくるとそれはそのままそこにあり、一切の異常はなかった。
ペットボトル入りのミネラルウォーターが2本置いてあり、歯磨きなんかにもそれを使う。
蓋を開けるときにカチっと言わなかったら・・という話もあったけれど、そこも大丈夫。
歯ブラシは迷ったけどホテルのものを使った。
帰国すると歯茎が腫れて歯槽膿漏みたいな症状が出たのは・・関係ないと思うけど。

10時を過ぎると交通量は極端に減って静かな佇まい。
マンションの窓がまばらにしか明るくないことの理由は不明。

朝。
基本的に一戸建てというものはなくて高層マンションが林立している。
マンションの価格は高騰していて、給料の大半をつぎ込んでいて大変だ・・とある人が言っていた。すごく楽しそうに言ってたけど。
今考えると雲かと思っていたあれはPM2.5かもしれない。

中国の交通ルールは割り込んだもん勝ち、いったもん勝ちだ。
(左ハンドルなので)右折時は目の前の信号が赤でもどんどん進んでいいことになってるらしい・・
人も車も勝負をかけてどんどん突っ込んでゆく・・
どの道路もクラクションが鳴りっぱなし・・日本でクラクションというともう喧嘩売ってるような状態なわけだけど、逆にこちらは当たり前すぎてごめんよ・・とかおいおい・・程度なのかも。
見慣れない光景をえー!?とか言いながら眺めて・・・
Comment
面白いですね。続き楽しみにしています。
昨年、上海へ行ったのですが、
隣の列の入国審査を先に通ったツレアイが
あろうことかどこかへしょっ引かれて行き、
残された私はアワアワしてしまいました。
数分後に戻ってきたのですが、
ツレアイはなぜ連れていかれたのか理由が分からないと言っていました。
中国・・・謎です(汗)
unagiさんも没収されはしたもののシャクホウされてよかったですね〜。
はーとまいんどさん、こんばんは
嬉しいです。
ありがとうございます。
さとちんさん、こんばんは
そんなことあったんですね。
私の場合はもう一人いて外の中国人通訳とも連絡が取れていたのですが、
突然事情も分からなくひとり隔離されたら、どうにもおろおろするしかないですよね。
結構怖いし。
何が悪いとかじゃなく、審査官の気分によって支配される問題だとか言ってました。
無事住んでよかったですよね。
ありがとうございました。