大事なこと大切なものちゃんとしたいこと

今、嫁さんがいないので犬と二人暮らしである。
何日間か犬の様子を見に昼休みに家へ帰っていた。
最初の日こそ飛び跳ねて喜んでくれたけれど、
あとは
2765.png
爆睡中。
飼い主が返ってきて足音を立てていても爆睡。
ちょっと触ったくらいじゃ起きない。
気配だけで飛び起きたりしてなかったっけ?
やっぱり歳くったのかもしれない。
でも安心しきって寝ている姿には眺めるこちらも癒される。
眠れることはいいことだ。

寝てると言えば、蔵王から帰ってきたらトイレの便座が冷え切っていてびっくりした。
みると漏電の警告灯が点灯、電源が遮断されている。コンセントを抜いてまた入れると動いたりするかもしれないけれど、仕事的にいや仕事関係なくそういうの絶対だめ。
何時頃からか自己責任なんて言葉が出てきてリスクは自分の中で完結しているんだから何をしようと勝手というような意味で使われている気がする。しかし責任というのは自分ではなく他人や世間に対して発生するものなのであって・・
そういう私は甘えとごまかしで生きてるけど。
2766.png
新しいのを買ってきて付け替えた。
犬がずっと見てんのね。なにやってんの?
ちゃんとなにか作業をしていることはわかっていてじゃましないように・・


今ここは楽器のレッスンの前の晩。
例によって毎日練習をして・・多分練習になっていなくて変なこと変な形でやっているんだろう、どんどんおかしくなってきて今グダグダだ。
明日、どうすんだ。
どうするったってもうどうしようもないけど。
この歳になって宿題を忘れてピンチな子供みたいな心境。
相変わらずの・・

そしてここからレッスン終了帰宅後。
それは楽器の音じゃありません。
雑音です。
から始まったレッスン。
私にはなぜそうなるのか理解できませんなんて言われて一瞬凹みかけるけれどまあそりゃそうだろうとも思う。
今まで何度もあったことだし。
私自身は、この楽器を始めようと思ったとき今までの経験から人の何十倍もの時間をかけた挙句進むどころか悪くなったりすることは十分予想でき、それでもいいからやるんだなんて覚悟を決めた。
でも考えてみれば先生にはそんな話は関係ないし知ったことじゃないわけだよね。
でも先生は先生で教える度びおかしくなってゆくこの厄介な人間にどうすれば伝わるのか、気づかせることができるのか、いろいろ考えてくれているのかなと思う事があったりもした。
ある練習法を経て時間を5分延長した最後には手をたたいて、それだ!今それは楽器の音です。
私的には感じ考えていたことと正反対の目からうろこ的な指摘で・・
これで今後は上り調子とは全然行かないことも経験的に知っているけれど、よしこれでまた練習しよう。練習がしたいと思って終われたのでとても画期的で建設的なレッスンだった私には・・

先週、先生にもらったリードだと魔法のように楽に音が鳴ると書いた件。
自分の買ったリードを先生の指示通り2週間処理し続けたものを今日初めて吹いてみた。
結果は驚きの魔法のリードに育っていた・・
わかったでしょう?
自分だけが悪いわけじゃないんですよ。
道具のせいにするなと言われることが多いから意外というか。
リードだけでは解決しないんだけど、リードで音が楽に出るようになるだけで世界も全く変わる。

そのリードも捨てないでください。
うまくなるといろんなリードが吹けるようになってきますから・・
そのひとことからまだ見捨てられたわけじゃないんだなというのを拾い出して自分に言い聞かせ。
だからいいの。
これでいいの。
今私はいいの。


帰ると犬が待ってる。
いつもなら炬燵の電源入れてよと騒ぎ真っ先に入っていくのに、私が洗濯とか何とかを終えて炬燵へ入るまでちょこんと座って待っていてくれる。
見てないと寝てたりもするけれど。
他人から見れば犬だけど、同じ屋根の下で暮らしてると家族だもんね。
一人じゃないっていいね。

先週、ラプソディーインブルーの始めて買ったCDにがっかりしたというようなことを書いたけれど、30年ぶりくらいに聴いてみたらすごくよかった。
年月が経つのは悪いことばかりじゃない。嬉しくて繰り返し聞いたりして。
同じCDにはポーギーとベスの組曲みたいなのが入っている。作者とは別な人間が作ったというやつだったと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=Vj-kSofpSW4
そのCDはこれじゃないけど。
組曲というかいいところをつなぎ合わせたメドレーみたいなので吹奏楽のコンサートとかでこんなのよくやってますよね。これもああいう楽譜なのかな。
この動画も持っているCDと多分同じ楽譜だけどCDは手前にもっといろいろありこれは途中から聞くような・・
ガーシュインってクラシックの作曲家としても数えられる人だけれど、でもやっぱりあっちの人なんでしょう?
ポーギーとベスを見たことはないしどんな話かも知らない。
クラシックの人にとってはオペラという事になっているけれど、そうじゃない人から見ればミュージカルなんでしょうか?
どっちでも何でもいいけど。

レッスンが終わって楽器をしまいながらのちょっとした会話から先生は吹奏楽の人でクラシックには全く興味がないことが透けて見えた。興味がないだけじゃなくもしかすると嫌いかもしれないけれどまあ構わない。
そこは関係ない。
他人と自分、好きなものと大切な事、今やっていることと・・切り替え、切り離しができないといろいろうまくいかないとこんな歳になった自分に教えようとしたりして。

2768.png
時々自分は欠陥品だと思ったり、いつも人の言葉に裏がある気がしてまともに受け取れなかったりもするけれど、
全身全霊で心を開いて見せてくれる犬がいるからいいや。

2769.png
朝、お見送り。
いってくるね。
頑張ります。

Tag:ガーシュウィン  Trackback:0 comment:0 

Comment

comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

unagi

Author:unagi
誰にも迎合できません
2022年11月からピアノ習い始めました

ランキング
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ それでいいの - にほんブログ村
カテゴリ
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
.
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ それでいいの - にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村