馬が助けてくれた
北海道の道北でもさらに北の方は稲作や畑作の限界を超えているんだろう延々牧草地が広がっている。ある時見た輝く青と緑にやられて何度も通った。
何度も通ったのは何度行っても曇りか雨で青と緑にたどりつけなかったから。
延々続く湿った色のない風景はおなじ場所だとは思えない虚しく寂しい世界だった。
事情ができて旅行も行けなくなってしまい、いまだにみたかったあの景色を見てはいない。
うちから一時間くらいのところにもある小さな牧草地帯に行ってみたけれどこの日は曇天。
まあ、近いしべつにいいか。

都会生活じゃないし牛も別に珍しくないんだけど、この時嫁さんはニコニコだった。
追いついてきた車に道を譲ろうかと思ったらアホみたいにあおるそぶりを見せた。ほっといたら狂ったようなジェスチャーで追い越して行く。自分もあんなことをしたことがあるかもしれず、馬鹿にすれば自分に返ってくるのか。

曇天で富士山も隠れお気に入りの店もこんな感じ。
駐車場は車でいっぱい・・
ビニール張りの窓の向こうには小さな子供とその声。
少しまずい予感。

嫁さんは超絶不安定化。
誤解を得るだけだから書かないけれど当事者である私にも感じることがあり、ようするにハッピーではない場が出来上がる。

ランチのご飯が少ないのをみてなんだこれ?みたいなことを書いちゃったけどどこでもこんなもんなんですね。
量はともかくみんな丁寧でおいしいんですよこれ。
素材や料理自体もおいしいんだけどこの好意的な何かは多分お店の人に嫌味や刺が全くないのが伝わってきてるんじゃないかなぁ?
ちょっと今日は重たくなってしまったけれどそれはこのお店のせいでは全然ないから・・

手作りの建物増築工事はまた少し進んで、この日もなんかやってた。
またきましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=hZl1ph4UIus
昔、土曜の北海道行き始発便に乗るため朝4時頃家を出て車で空港へ行き、日曜の最終便で戻ってくるというのをよくやった。
一番好きでよくいったのは稚内周辺だったけれど、便が少なすぎるので土日なら旭川とか釧路とか女満別。
車の中でこれを聴いていたらしく、曇天の牧場を見るとこの曲が頭で鳴ったり、これを聴くと曇天の大草原が頭に浮かんだりする。
道幅も広くずっとまっすぐな北海道の田舎道より帰りの東名の方がずっと貧弱で走りにくく見えたりして。
曇天の牧草地を行くといくつもの真新しい新築の家が目に入る。
小学生くらいの自転車が2つとかそういうとこに目が行く。
こんなところで育ったらいいかなぁ・・
農家ってすごく大変なんだろうなぁ・・俺には無理だなぁ。
多分みんな俺より若い夫婦とその子の家族。
がんばるね。

こんな絵が結構好き。
北海道でこの天気だったら腐りそうだけど。
馬のいる牧場、車も来ないし路肩へ車を止めて・・

と車から降りるとすぐにく一頭の馬がこちらへ向かって突進してきた。
ちょっとうれしい。

馬もびっくりしてがぶっ!とかあると思う。
そっと手を差し出すと
触るの?
・・・いいよ。
みたいな反応が返ってくる。
そっと触れると小さく掃き出される鼻息が次の答え・・
話しかければちょっとした動作でちゃんと聞いてくれていることを教えてくれる。
べらべら喋ったりしないけれど、お互い通じている前提での静かなやりとりが続く。

顔がでっかいので近いと全部は見えない。
ずっとこの鼻と会話をしていた。
見上げれば、優しい目・・

優しい顔。
結構長い時間私たちをかまってくれて、もういいねと背を向けてからも目でこちらを眺めていてくれる。
気が付けば、嫁さんにはまた笑顔が戻っている。
そしてさらに気が付けば、俺もだ。

白髪がちらほらとあったけどそもそもあれ白髪なのか?
きっと優しい青年なんじゃないかと勝手に思う。
そんなことより
ありがとう。
何度も通ったのは何度行っても曇りか雨で青と緑にたどりつけなかったから。
延々続く湿った色のない風景はおなじ場所だとは思えない虚しく寂しい世界だった。
事情ができて旅行も行けなくなってしまい、いまだにみたかったあの景色を見てはいない。
うちから一時間くらいのところにもある小さな牧草地帯に行ってみたけれどこの日は曇天。
まあ、近いしべつにいいか。

都会生活じゃないし牛も別に珍しくないんだけど、この時嫁さんはニコニコだった。
追いついてきた車に道を譲ろうかと思ったらアホみたいにあおるそぶりを見せた。ほっといたら狂ったようなジェスチャーで追い越して行く。自分もあんなことをしたことがあるかもしれず、馬鹿にすれば自分に返ってくるのか。

曇天で富士山も隠れお気に入りの店もこんな感じ。
駐車場は車でいっぱい・・
ビニール張りの窓の向こうには小さな子供とその声。
少しまずい予感。

嫁さんは超絶不安定化。
誤解を得るだけだから書かないけれど当事者である私にも感じることがあり、ようするにハッピーではない場が出来上がる。

ランチのご飯が少ないのをみてなんだこれ?みたいなことを書いちゃったけどどこでもこんなもんなんですね。
量はともかくみんな丁寧でおいしいんですよこれ。
素材や料理自体もおいしいんだけどこの好意的な何かは多分お店の人に嫌味や刺が全くないのが伝わってきてるんじゃないかなぁ?
ちょっと今日は重たくなってしまったけれどそれはこのお店のせいでは全然ないから・・

手作りの建物増築工事はまた少し進んで、この日もなんかやってた。
またきましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=hZl1ph4UIus
昔、土曜の北海道行き始発便に乗るため朝4時頃家を出て車で空港へ行き、日曜の最終便で戻ってくるというのをよくやった。
一番好きでよくいったのは稚内周辺だったけれど、便が少なすぎるので土日なら旭川とか釧路とか女満別。
車の中でこれを聴いていたらしく、曇天の牧場を見るとこの曲が頭で鳴ったり、これを聴くと曇天の大草原が頭に浮かんだりする。
道幅も広くずっとまっすぐな北海道の田舎道より帰りの東名の方がずっと貧弱で走りにくく見えたりして。
曇天の牧草地を行くといくつもの真新しい新築の家が目に入る。
小学生くらいの自転車が2つとかそういうとこに目が行く。
こんなところで育ったらいいかなぁ・・
農家ってすごく大変なんだろうなぁ・・俺には無理だなぁ。
多分みんな俺より若い夫婦とその子の家族。
がんばるね。

こんな絵が結構好き。
北海道でこの天気だったら腐りそうだけど。
馬のいる牧場、車も来ないし路肩へ車を止めて・・

と車から降りるとすぐにく一頭の馬がこちらへ向かって突進してきた。
ちょっとうれしい。

馬もびっくりしてがぶっ!とかあると思う。
そっと手を差し出すと
触るの?
・・・いいよ。
みたいな反応が返ってくる。
そっと触れると小さく掃き出される鼻息が次の答え・・
話しかければちょっとした動作でちゃんと聞いてくれていることを教えてくれる。
べらべら喋ったりしないけれど、お互い通じている前提での静かなやりとりが続く。

顔がでっかいので近いと全部は見えない。
ずっとこの鼻と会話をしていた。
見上げれば、優しい目・・

優しい顔。
結構長い時間私たちをかまってくれて、もういいねと背を向けてからも目でこちらを眺めていてくれる。
気が付けば、嫁さんにはまた笑顔が戻っている。
そしてさらに気が付けば、俺もだ。

白髪がちらほらとあったけどそもそもあれ白髪なのか?
きっと優しい青年なんじゃないかと勝手に思う。
そんなことより
ありがとう。
Comment
はじめまして。
北海道の馬って可愛いですよね。
私も去年道東に行ったおりに牧場で近寄ってきた馬がいたのですが、触れなかったです。写真のは道産子ですかね。また行きたくなりました。
egochannさん、おはようございます。
始めまして。
この写真は実はうちの近くで富士山のふもとなんですよ。
北海道の馬、スマートなのとは違う形のがいますね。
私も十勝のどっか沢山いるのをで見ました。
周りの風景や空気も含めてすごくいいですよね。
また行ってみたいです。
コメントをいただけて嬉しいです。
ありがとうございました。
初めまして、こんにちわ。
足跡からお邪魔いたしました。
もしよろしければ、またいらしてくださいませ♪
まずは、ご挨拶まで・・・。