2019/07/22

下り坂のその先をまだみない。

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昔、あの山に登った。
いってみるとここから眺めて想像したのとは全然違う世界感で驚いた。

朝、目が覚めたはいいけれどまだ時間じゃない。
なんだもう少し寝ようよと思うけれど寝られない。
寝るのってこんなに苦しかったっけ?
歳を食って来たという事?

朝起きて眼鏡をしないままある細かいものをいじっていた。
なんとなく見にくいな、そうだ眼鏡・・・
かけた瞬間、一気に見えにくくなったその景色に混乱し驚く。
自然に対象物を顔から遠ざけたり、眼鏡をはずそうとしたり・・・
あ、これは今まで他人事としてみてきた老眼のしぐさではないだろうか?
2年くらい前に老眼じゃないかと検査をしてもらったときには、言いたい気持ちはわかるけれどあなたはまだ老眼ではないよと言われていた。
これは驚きもショックもなく、ああいよいよ来てるのかという感じ。
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小さい代わりにすごく安価なサービスステーキというのがあったはずなんだけど・・メニュー上にそれを見つけることができなかった。
安いからというより、あんまりでっかいのを食べたくないからという理由でそれを探したのは初めてかも・・歳のせいかな。
高くて小さいというのはあるけれどそれは損な気がして頼めないあたりが貧乏くさい。
取り放題のご飯も最初の一杯だけにしてあとは豆腐ばっかり食ってた。


https://www.youtube.com/watch?v=v7hFdGnwH1E
いきなり出てくるバスフルートが聴きものな気もするホルストの土星もいかにもSF宇宙世界みたいな音楽ですね。
でもテーマとしては天体としての土星というより「老い行く者」だから。
登り詰めて峠を超えるとそこには穏やかな世界があった・・と、ホルストのこの曲にドイツ音楽みたいな解釈を当てて聴くのはちょっと違うと思う。でも心地いいBGMみたいに聴くのは負けのような気もする。
作者はこの曲が気に入っていたとどこかで読んだ気がするけれどわかるような。
終わりの方で突然出てくるオルガンのペダルが結構好き。
好みとしてはとんでもない低い音域でドーッとか言っててほしい。
一度聴きに行った実演はそこがあんまりというよりほとんどオルガンは聞こえなかった。
オルガンのものすごい低い音というか揺らぎに包まれたこともあるホールだったから、あれは指揮者の解釈と指示によるものでしょう。
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最後の海王星に出てくるオルガンのペダルには使うストップの指示が書いてある。
けどこの曲のオルガンパートには何も書いてもない。
すべての弦楽器とユニゾンだし、馬鹿みたいに低い音を出すとオケと分離して変になっちゃうのも聞いたことがある。
やればいいというものでもないのか。
しかしごちゃごちゃ言ってないで沢山の演奏会に出かけていろいろな演奏を聴きまくるべきで、でないと人生損だ。
音楽は耳で聞くだけではなく現場で体感するものだと思う。
なのに私はいまだコンサートに行けませんみたいな拒否症が治らず。
頭のおかしいようなことばかり言ってると人生損ですね。
どうすれば治るかはわかっているけれどできるようにならず・・
最近いろんなことが人生の峠を越え、もう下り坂を下っていることを教えてくれる。
老いたとは違うと思う。人生中の位置というか段階というかを意識しろよという事でしょうね。
下りの工程がどのくらいあるのかはわからないし、終着地も見えない。
あの先を曲がるとそこに終着地が見えるんだろうか?
曲がってみてもまだまだ先の見えない景色が続く・・
であってほしい。
何にもできない私はこれで終わってしまったら本当に無価値で間抜けな人生であったことになってしまうから。
私はあきれるほどゆっくりでしか何かできないから。

まだサラダバーなんか珍しかったころからあって繁盛していた上のステーキ屋は、チェーン店から独立したのか名前が変わった以降も人気を得て繁盛してきたと思う。
でも先日は、時間が遅いとはいえやけに空いていた。メニューのいくつかは裏紙を貼り付けて消され、取り放題の品数も激減、その内容も・・
最近、駆逐するような大資本で安価にステーキを提供するみたいな店がいくつもできたからなぁ・・
ワーグナーがニーベルンゲンリングで確立した4管編成オケのフォーマットでマーラーは交響曲を書き、その後の作曲家もいくつかのさらに巨大なオーケストラのための曲を書いた・・ホルストの惑星もそこにあるといえばあるか・・でかいというだけでちょっと違うよとか言いたいところもあるけれど・・・しかし続いてきた拡大路線は収束し、逆に小型化の道をたどる。
なんでも繁栄、拡大していくとその後反転して収束し終焉へ向かう。
あでもあのお店は別に終息へ向かっているわけじゃないかもしれない。
ずっと頑張って人気店でいてほしい。

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いいから帰りますよ。
あ、はい。
あなたも長生きしてね。

コメント

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老眼

実は私も昨年から ” 老眼鏡 ”
今年になって、やっと使い方に慣れてきたようです。
(距離に合わせて遠近メガネを5個も作り、その内のフタツを主に使用中です)

歳をとって、、というのですが、結局、新しい世界には違い無い様です。
出来なくなる事をどう工夫してコナスのか?
コレッて、若い時に知らない事を覚えるのと同じ、

方向性は少し違う様ですが、生き方が変わる程ではないです。
ただ、意地張ったり我儘に自分だけの世界守ろうとすると、
泳げなくなった人が泳ぐみたいなものでしょうか?

今では、出来ない所も自分の才能?と考えてノンビリ過ごす事にしています。
誰にでもデキル事の様です。ゆっくりお出で下さい。

こんにちは

私も土星が一番傑作かなと思います、あの鐘が鳴り出すところ、老人の体が急に変調をうったえるかのようです、
ホルストの「惑星」は2台のピアノ編とか、パイプオルガン(ロマンティック・オルガン)編もあって面白いですね、オルガンはオケ楽器に似たいろんな音を備えていますが、ピアノのほうがちゃんとオケ楽器のイメージで聞こえてくるから不思議です。

こんにちは

老眼。来ましたか。
私も今年から気になってルーペ買いましたが
最近はあまり気にならなくなりまして。
体調なども関係しているのかな?と思ったり
この状況に慣れてきたのかも?と思ったりしております。

Re: 老眼

マーニさん、こんばんは
なるほど新しい世界に突入と思えば楽しいくらいですよね。
この先にも未体験な世界や段階が待っていると思えば
ちょっとワクワクしてくるくらいかもしれません。
楽しみに生きていきたいと思います。

ありがとうございました。

Re: タイトルなし

michaelさん、こんばんは
この組曲は2代のピアノスコアで作曲した曲とオルガンで作曲した曲があったんだと思いますが、
両方聞いてみたいですね。
オルガンって多彩な音色を持っていますがオケ曲をオルガンでやるとあんまりなことも多いきがします・・
その点ピアノっていうのはすごい楽器ですよね。

ありがとうございました。

Re: タイトルなし

雨スピさん、こんばんは
コメント嬉しいです。
きましたね。
皆来るものが自分にも来ると・・でもこれは嬉しくないですかね。
まだ何かに支障をきたすわけではないので
そんなに強く意識する必要もないのかもしれませんけれど、
時報とかチャイムみたいなもんで、何かこう時間ですよみたいな感じでしょうか。
おっしゃるように慣れちゃえば克服できたりするのかもしれませんね。
あんまり気にしないようにして踏み倒したいと思います。
ありがとうございました。

☆おはようございます☆

☆unagiさま☆

カレンダーのモザイク模様が素敵だなってずっと思っていました。
やっと伝えることが出来ました☺

いつもありがとうございます。

Re: ☆おはようございます☆

ひろこさん、こんにちは
カレンダー、私もひそかにそう思っていました。
でも誰かにそう言っていただけるとは思いませんでした。
何だかうれしいです。
ありがとうございました。

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