雨の日、開けて入れてもらった。とナメクジ

今日も楽器の練習。
いよいよ俺には無理なのかと思いかけたところに今まで気づかなかったものが下りてきた。
勘違いでも何でもいいのモチベーションが続けば。
つぶされたら終わり。まだつぶれてません。
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雨の日。
先日来てはみたけど入るのをやめた隠したようなところにあるカフェ。
ギャラリーが主でカフェはおまけなのかもなという感じ。
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こんな日なら空いているかと思って。
ここを入ってみると、部屋の中は真っ暗。
多分黒板みたいなのがたてかけてあったんだろうスタンドには何もない。
あれ、やってないのかぁ。
鍵がかかていることを実感して納得しようと戸を引いてみると開いた。
あれ?けど誰もいない。
なんだ不用心だなとか思いながら帰ろうとすると中から人が出てきた。
こんな天気だし誰も来ないだろうと思って閉めちゃったんだけど・・
そうですかと帰ろうかと思たけど帰れというふうでもない。
簡単なものでよかったら・・
いいんですか?

迎い入れてくれながら、ここをどうして知りましたか?
時々ある聞き手とっては結構大事な気もするこの問いに
グーグルマップで・・・じゃあまりに味気ないと毎回思うんだけど。
それが実際だから仕方ないか。
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今考えると遠慮しなくちゃいけなかったのかな。
でも入っちゃったよ。
人づきあい無しで生きていることの問題の一つは、恥をかきながら経験を重ね修正されていくべき非常識がそのままであり続けることですね。
明かりを一つづつ点けてくれて・・

音楽もかけましょうか、ちょっと重い曲がはいってたから・・
と何か入れ替えてくれて
これリストですか?なんて聞いてみると
違います・・あそうかな?
御詳しいんですね・・
あんまり興味ないから的ニュアンス。

https://www.youtube.com/watch?v=2evXiwpeGkE
そういう私もクラシックを聴いて30年以上になるけどリストの音楽とはそりが合わずほとんど聴いてない。
知らなくても聴けばリストでしょこれ?っとわかるまさにあの辺りに自分と合わないものが・・
聴いてないんだからそりが合わずと言ってるのは論理的にはおかしいかもしれない。
いいからいろいろ聞いてみればいいなと思うものもほんとはあるのかもしれないけど。
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この日生きていたメニューは珈琲と紅茶
あとチョコレート。
焼いてあるから味に深みが出ているはずというもの。
これらがどう美味しかったかは、この日の主題じゃない気もする。
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いろんなことを話してもらって、込み入ったことまで透けて見えたりもしたけれどそれを全部書いたってしょうがないな。
ギャラリーでは若い芸術家の展示が行われており、ちょっと置いてある作品についてなんか行ってみるとその古典の資料を持ってきて熱心に説明してくれる。
その人は成功してパリで個展・・
今やってる展示も見てもらいたくて仕方がないみたいだ。
普通ならもう引退している年齢の人だと思うけれど、熱意を持って取り組むことがあって素敵な生き方だなと思った。

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何度かの窓から見える緑が素敵なんですよ、今日はもうこんな天気だからとを閉めちゃっての後、
ちょっと開けてみましょうか・・
ここの良さを知ってもらいたくてしょうがないみたいだ。
閉店時間を過ぎてることをサラッと言った後、大丈夫気にしないでゆっくりしてくださいね・・
気にしないわけにはいかないよね。
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床の間に見えるあそこは元押し入れで、装飾の入ったあの障子はどこかの屋敷が解体されるときにもらって来たものだそうだ。
多分古く、相当お金持ちの家だったんでしょうね。
それに合わせて壁を開けて窓をつけて・・
古い山水のスピーカーについても話しかけると一言二言帰ってきて途切れた。
でも短い言葉の中に大きなヒントがあり、その後の会話と合わせどこでだれのどんな人生が展開されたのか・・想像が膨らんでゆく。
スピーカー自体にはあんまり興味がないらしくそこで終わっちゃったけれど、なんかその方が芸術的でいいかもね。
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写ってないけれど窓の外に見える雨が美しかった。
熱心に個展や作家について語ってくれるのを聞いていると
それじゃあ俺も見に来てみようかなという気になてくる。
また来ますなんて言ってみると
ごめんなさいでも明日は閉めますから・・
いえそんなにすぐきませんから大丈夫。
また来ますと言って実際行ったことがあるのは全体の0.5%くらいなのは内緒。
行きたいなと思いつつ私は多分いかないと思う。
何曜日だかは作家が来るそうだ。普通はワクワクするところだろう。
拒否感が走っているのは作品に興味がないとかそういうのじゃない。
昔から、こういうのを含めなんで素直に受け入れ楽しむことができないのかがようやくわかりかけてきた。
それを直し素直な心でいろんなところに行きいろんなものを楽しむために何を手に入れたらいいのかは知ってる。
この日、ここへ来る前に家の前に特別でっかいナメクジが這ってた。
何かのメッセージかなと思ったりもしたけれど今わかった気がする。
ゆっくりでも進めナメクジみたいに。

すごく丁寧に見送ってくれるのがありがたかった。
写真撮りたかったけどできなかった・・
行くことはもないかと思った場所だけど、行ってみてよかった。

Tag:音楽を聴く話  Trackback:0 comment:0 

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