赤い世界と誰もいない世界
近くの公園の紅葉がきれいだと嫁さんが言うから犬と3人で見に行った。
時期も時期だし前の日強い風が吹いたので皆落ちちゃったんじゃないかと思ったけれど、

わーきれいじゃない。
もう冬なのになんで今頃こんな近所にこんなきれいがあるんだろう?
なんででもいいしいいねー。

犬は初めて階段を下りた時出来たよーっと嬉しそうだった。
今でもなんだかうれしそう。
階段を降りると誰もいない。
以前はゲートボール場として整備されてたけれどもうそれも跡形もない。
見なくなったよねゲートボール。
よく知らないけど最近は喧嘩になりにくいようなのが流行りなんだと聞いたような。
見上げると、

小さいあーき♪と幼稚園で歌ったことがふっと頭に浮かぶ。
光景よりその時の空気みたいなものを思い出した。
小学校に入ってすぐ自己紹介を兼ねて班で芸をしろと言う場があった。
地域的に班内に同じ幼稚園や保育園の出身者が固まるのでみんな幼稚園の延長的に仲良く歌って見せる中、別地区出身で仲間の見当たらない私はあえて班から独立して一人で歌う!とバカでかい声で独演を強行した。
その後の自分を考えると奇跡のようなあの記憶。
協調性がなかったとかそういう話じゃなくて。
私の中にいたあの私はどこへいっちゃったのか?
先日あるところで偽りの笑顔を作っているとき、気が付くと頭の中にブラームスの4番の2楽章が流れていた。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=783&v=yDSJ5nYkUnM&feature=emb_logo
誰もいない。
しかしそこには豊かな自然があり、
ゆったりと流れる風が包み込んでくれる。
これでいい。
この広い世界に自分はただ一人。
古い教会旋法で象徴的にならされるホルンの響きには揺るがない誇りのような物が感じられる。
何より大事なのはそこかも。ただ嘆いているのと違うと思う。

最後にもう一度打ち鳴らされるそれは、延々続く麦畑か深い森の木の葉かうねるような自然が肯定的に包み込んで明るい光のなかへ消えてゆく。

翌日ある出来事で、お前が間違えだ直すべきだと思っているそれはお前自身が選んでそうなったものだろう?
とどこかから言われているのではないかと感じるような出来事があった。
そうか。
じゃいいのか?
いいなら、虚しいとか悲しいとか嫌だとか感じなくてもいいんじゃないのか?
蚊に刺されると痒いとか手を切って血が噴き出せば痛いとか、何も感じなければ野放しになってその末死んじまうかもしれない。
身を守るために必要な苦痛があるけれどあれと同じかな?
赤チンでも塗っとこうか。
赤チンも消えましたね。

ザクザクいうのが面白いね。
滝を囲むこの公園。
台風で川が氾濫したらしく、その爪痕がまだそのままになっていた。

人が苦手な飼い主に似たのか、犬も犬が苦手・・
状況次第では逃げることが必要なこともあるとか、誰もいないなんて言ってみたって誰にも通じないのもわかる。
俺は俺だから。
がんばろう。
時期も時期だし前の日強い風が吹いたので皆落ちちゃったんじゃないかと思ったけれど、

わーきれいじゃない。
もう冬なのになんで今頃こんな近所にこんなきれいがあるんだろう?
なんででもいいしいいねー。

犬は初めて階段を下りた時出来たよーっと嬉しそうだった。
今でもなんだかうれしそう。
階段を降りると誰もいない。
以前はゲートボール場として整備されてたけれどもうそれも跡形もない。
見なくなったよねゲートボール。
よく知らないけど最近は喧嘩になりにくいようなのが流行りなんだと聞いたような。
見上げると、

小さいあーき♪と幼稚園で歌ったことがふっと頭に浮かぶ。
光景よりその時の空気みたいなものを思い出した。
小学校に入ってすぐ自己紹介を兼ねて班で芸をしろと言う場があった。
地域的に班内に同じ幼稚園や保育園の出身者が固まるのでみんな幼稚園の延長的に仲良く歌って見せる中、別地区出身で仲間の見当たらない私はあえて班から独立して一人で歌う!とバカでかい声で独演を強行した。
その後の自分を考えると奇跡のようなあの記憶。
協調性がなかったとかそういう話じゃなくて。
私の中にいたあの私はどこへいっちゃったのか?
先日あるところで偽りの笑顔を作っているとき、気が付くと頭の中にブラームスの4番の2楽章が流れていた。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=783&v=yDSJ5nYkUnM&feature=emb_logo
誰もいない。
しかしそこには豊かな自然があり、
ゆったりと流れる風が包み込んでくれる。
これでいい。
この広い世界に自分はただ一人。
古い教会旋法で象徴的にならされるホルンの響きには揺るがない誇りのような物が感じられる。
何より大事なのはそこかも。ただ嘆いているのと違うと思う。

最後にもう一度打ち鳴らされるそれは、延々続く麦畑か深い森の木の葉かうねるような自然が肯定的に包み込んで明るい光のなかへ消えてゆく。

翌日ある出来事で、お前が間違えだ直すべきだと思っているそれはお前自身が選んでそうなったものだろう?
とどこかから言われているのではないかと感じるような出来事があった。
そうか。
じゃいいのか?
いいなら、虚しいとか悲しいとか嫌だとか感じなくてもいいんじゃないのか?
蚊に刺されると痒いとか手を切って血が噴き出せば痛いとか、何も感じなければ野放しになってその末死んじまうかもしれない。
身を守るために必要な苦痛があるけれどあれと同じかな?
赤チンでも塗っとこうか。
赤チンも消えましたね。

ザクザクいうのが面白いね。
滝を囲むこの公園。
台風で川が氾濫したらしく、その爪痕がまだそのままになっていた。

人が苦手な飼い主に似たのか、犬も犬が苦手・・
状況次第では逃げることが必要なこともあるとか、誰もいないなんて言ってみたって誰にも通じないのもわかる。
俺は俺だから。
がんばろう。
Comment
奇麗な紅葉ですね。こんな公園が近くにあるといいですね。
メリークリスマス~
素敵な
TORUさん、こんにちは
近く過ぎて逆に見落としていました。
自然な綺麗っていいですよね。
ありがとうございました。