20年、35年、45年とスパゲティ

楽器の練習の基本としてチューナーと鏡で自分の顔を見ながら吹くという事を繰り返しているのだけど、最近鏡を見て自分が老けたなと感じるようになった。あれ?俺鏡見れるようになったのかな?
私は昔から鏡に映る自分の像を正しく認識できないらしく、別な障害と合わせて毎日異様な格好で街を歩き変なのがいると有名になってしまったことがあった。
こんなことを書いても誰にも通じないと思いますけれど。どっか頭か神経がおかしいらしいの。
誰にもなにも話さずっと一人で生きてきたなと考えてたらふと、下手に理解者なんて言うのが現れ縋ってしまったらそこで人生終ってたぞと誰かが私の頭の中に話しかけてきた。
左下にある小さなファンヒーターは最初に就職した会社の寮が寒く休日出勤の途中で買ったものだったと思う。
いつのまにか20年以上たっちゃったけど部屋も内容も寒い練習に今日も付き合ってくれてありがとう。
今風邪から来ていると思われるひどい口内炎で口の中の複数個所が割れ爛れて痛い。それとは別に楽器でしくじり下唇を歯で破ってしまいそこも痛い。
よりによって再開されるレッスンの直前になって・・・はいつものこと。
ずっとできないものが直前の数日でどうにかなるわけもないのに練習ができないとパニック的危機感を感じたりするのは多分心のゆがみ。
幼いころからのみんなの前で自分だけできないことをさらされたという記憶が未処理なまま巣くって強迫的恐怖感みたいなものにすり替えられてるのかもな。
私の頭は自分で異常に気付き封印しようとした12歳くらいで止まっているのかもしれない。
楽器や音楽の前にまずそこから直していこうという練習か。
ブラック企業の寮から夜逃げしたあの時よりも後に生まれた人が成人するという日に考えていることはまだこんなこと。
自分の成人式には出なかったし帰郷もしなかった。
変なこと書いてるけど今不思議と心は明るい。
なんでだろうな?
急にここに書くのも変だけど、いろんな人にコメントもらえてうれしいです。
話的にはあんまりつながらないけれど、
https://www.youtube.com/watch?v=Kl2LKi3fGhg
ラフマニノフのシンフォニックダンスは始めからオーケストラ音楽として構想されたようだけれど、よくあるようにまず2台のピアノ用スコアで完成されたようだ。
その時の楽譜そのままなのかは知らないけれど2台のピアノ版も作者による正式な版として出版され演奏されている。
でいつも気になるのが冒頭序奏が終わって主部に入る直前、

ティンパニがffでたたくCの連打をピアノが単音でそのまま弾いちゃっている事。
よくあるオーケストラ曲をピアノ用にする編曲で、弦のトレモロやティンパニなんかをそのままピアノの楽譜に移植するとものすごく安っぽく陳腐に聴こえる。そこでピアノの特性を生かし同じ効果を感じさせるための工夫としてどんな処理を見せてくれるかが編曲を聴く醍醐味だみたいな話もあるんだけれど、ここでのラフマニノフの回答はとりあえずの試演とか練習のための編曲みたいにも聞こえる。
彼ならここにももっと全然違うアイディアを盛り込めたはずなのになんでそのまま出版しちゃったんだろう?
この曲に関してはオケ版のがいいかなと思うけれど、分厚いオケではぼやけちゃうようなハーモニーの動きとか細かい音の重なりがよくわかって面白い。
上の写真と同じ日だったか、

久しぶりに来たこのお店。
お客さんいたけれど私たちと入れ替わりに出ていった。
でもまたすぐ二組入ってきて。
席がうまっても騒々しくないところがいいですね。
一時期納豆とか別路線を探ってもいたけれど

またこれたのんじゃった。
お皿の色といい感じですね。
チーズはスプーンでかけ放題だけどもういい歳なんだから調子に乗っちゃあいけません。
他にサラダがほっといてもついてきて、おいしいスープは110円でつけられる。
後ろで、懐かしい・・と言う声が聞こえた。
私たちより後から来たのに先に出て行った夫婦らしき二人は会計時お店の人と何か話しているのが聞こえてくる。
35年です・・
どうもその人はここが開店した35年前当時高校生でここによくきたようだ。
駅前だもんね。
私も高校は同郷の大多数と同じくこの駅利用になると思っていたけれど少数派な反対方面へ行くことになった。
その高校時代につぶれておかしくなって今に至る。
こっちへきてたらどうなっていたかなぁ・・
同じであったかな。もっと悲惨だったかもな。
なんであれ、長い年月が過ぎた。
あの人はきっとも子供も成人してるんだろうな。

よかったらと、ショウガ茶と紅茶のゼリーが出てきた。
なんか書いてあ・・

そうか、じゃあがんばろうか。
お会計時にお店のお母さんにから
何時もこれたべてますよねー
それだけのことだけど、なんかうれしいのね。
あれ、俺なんかのこと覚えてくれてるの?
何十年も人間拒否症の閉鎖空間で生きてくるとさ。
Comment
こんにちは~。
ナポリタンに、ミートソースがかかってるのかな?ちょっと欲張りな、夢のスパゲティですね。知らないお店なのに、懐かしいって不思議です。
トマトソースの味が浮かんで、久しぶりに喫茶店のスパゲティが食べたくなりました。
ぢょん でんばあさん、こんにちは
そうです祝福のナポリタンのミートソース掛け。
パスタなんて言わずにスパゲティ、気取らないあの味です。
このお店を教えてくれた人から聞いたのは
夢のようなお店だけどなんで夢かは行って確かめてね
でしたが、ここはほんとに夢の中みたいなお店なんです。
ありがとうございました。
はじめまして。kuroyuonsenと申します。
当方のブログへ度々お出で頂き、恐れ入ります。貴方様のブログ、興味深く拝見しております。
もしよろしければ、ブログリンクをさせて頂きたく思いまして、お願いに上がりました。何とぞよろしくお願いいたします。
昔の自分と今の自分のこと、頷けるものがありました。
幼いころの記憶が処理されないままに子供の時のままで残っている部分は私もおなじかもしれませんね。
私は高校の時で止まったままですよっ(笑)
今この歳になって思うに、それもいいんじゃないかなってねっ!
そんな部分もあっていいんじゃないかなってね思います。
ひとそれぞれなんですもの、み~んな違う人間なんですもの。
みんなが同じでなければいけないっていうこともないでしょう?
お店、素敵なお店ねぇ~。
ナポリタンも美味しそうですが、メッセージカードのことばがいいですね。
このお店のお母さんの愛情が感じられてあったか~い気持ちになりましたよ。
記事を読ませていただいてて、unagiさんの感性がとても素敵だな~って思いましたよ。
kuroyuonsenさん、こんにちは
始めまして。
読んでくださってありがとうございます。
リンクしてくださるんですか、うれしいです。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
yumiさん、こんにちは
コメントいただけて嬉しいです。
自分に一番近いのは自分ですもんね。
自分が自分をいいと思ってあげられないと辛いし大変です。
このお店、ほかにもいろいろ夢があるんですよ。
自分で自分のいい場所といい道を見つけられたら
後は進むだけですね。
周りを見てもいいけれど、合わせようとは思わずに。
ありがとうございました。